2022年4月27日(木)、ポップインアラジンシリーズから進化した新型「ポップインアラジン2プラス」が発表されました。現状モデルの2020年に発売した最上位機種「ポップインアラジン2」の後継機でマイナーチェンジといったところでしょうか。
ポップインアラジンシリーズは累計販売20万台突破した大ヒットプロジェクター、取付け工事なしで引っ掛けシーリングがあれば誰でも簡単に設置が可能。邪魔になるコードが一切なく、今までプロジェクターは敷居が高いと思ってた潜在ユーザーを、一気に掘り起こした超人気プロジェクター付きシーリングライトです。
今回のこの新型プロジェクターの発表はそんなユーザーには、とても待ち遠しいものでした。
かく言う私もその1人!
ではその性能は果たしてどう進化したのか?
それでは見ていきましょう!
「popIn Aladdin 2 Plus」の製品名が「Aladdin X2 Plus」に変更されました。
詳しくは↓↓↓をご覧ください。
Aladdin X2 Plus と popIn Aladdin 2 Plus の違い
ポップインアラジン2Plusの進化その1 明るさ
■ポップインアラジン2・・・700 ANSI ルーメン
■ポップインアラジン2Plus・・・900 ANSI ルーメン
参考:ポップインアラジンSE・・・500 ANSI ルーメン
ポップインアラジン2Plusは2よりも28%明るい900 ANSIルーメン、ANSIルーメンは投影面の明るさを示します。ちなみにルーメンとは別でこちらは光束の単位です。光源から放射されたすべての光の明るさを示し数値は違ってきますので、他社製品と比べると時は注意してくださいね。
さて、この進化は「昼間も視聴したい」という沢山のユーザーの要望から実現されましたもので。実際は1,000ANSI ルーメン以上も可能のようです。ですがシーリングライト一体型のためか、技術的に難しく、動作音がpopIn社が目指す「エアコン以下の音」を達成できないため今回の仕様になっています。
また内部の光源部の変更とレンズ部の調整で、長時間の視聴でも疲れにく眩しくならないよう仕上げられています。目に優しい明るさへのこだわりは、同社の開発ストーリーにある「子どもの世界観を広げたい。」が息づいてる証拠のように思えます。
ポップインアラジン2Plusの進化その2 臨場感
■ポップインアラジン2・・・harman kardon製
■ポップインアラジン2Plus・・・harman kardon製 新たにDolby Digital Plusを認証取得
サウンドはポップインアラジン2から引き続いてスピーカーは、harman kardon製 8W×8W。今回Dolby Digital Plusにより臨場感あふれるサウンド体験が可能となったようです。
ポップインアラジン2のharman kardon製のスピーカーは既に体験済みですが、さすがベンツやBMWにも採用されるだけあって心地のいい音です。
でも迫力まで求めるとまだもの足りません。実際我が家でも試しましたが、Bluetooth対応のウーファー付きスピーカーと差を開けるのは厳しいように思います。
詳しくはこちらの記事にて>ポップインアラジン2/SEに対応サウンドバーBT103の実力とは?
今回の進化がどれだけ臨場感あふれるサウンドになったか、大変興味深いものと言えます。
ポップインアラジン2Plusの進化その3 より高速、より低遅延
■ポップインアラジン2・・・Wi-Fi 5
■ポップインアラジン2Plus・・・Wi-Fi 6
ポップインアラジン2Plusでは、Wi-Fi 6を搭載。従来より140%より高速により低遅延の仕様となっています。
スペック的にはより快適なネット環境になりますが、この点は従来機でも十分に動画配信サービスなどの動画は観れます。
ただユーザーが一番求めているのは、Aladdin Connector経由で飛ばした時の動画配信サービスやPS4などのゲーム機の遅延。
ゲーム機をポップインアラジンで映すにはこのAladdin Connector(アラジンコネクター)などのワイヤレスHDMIが必要です。
Aladdin ConnectorはWi-Fi 6に対応していないようなので、どこまで進化したのかはまだ未知数です。
ポップインアラジン2Plusの進化その4 より素早く起動
■ポップインアラジン2・・・高速起動モードなし
■ポップインアラジン2Plus・・・高速起動モード搭載
新搭載した高速起動モードによって今までは起動に時間が取られ少々ストレスにもなった起動時間が大幅に改善されました。
ポップインアラジン2やSEでは28秒ほどかかっていた起動時間を、待機状態モードから7秒で起動。
これによって例えば、起床後に朝からニュースを見たい時や、帰宅後に連ドラをさっと見たい時(テレビチューナーが必要)など助かります。なお電源オフからの起動は従来機とほぼ変わらないということですが。
これもユーザーから拾い上げた不満点の解消です。進化の証です。
ポップインアラジン2Plusの進化その5 よりつながりやすく
■ポップインアラジン2・・・Bluetoothはバージョン4.2
■ポップインアラジン2Plus・・・Bluetoothバージョン5.0
Bluetoothはバージョン5.0に進化。これにより従来の「通信速度は2倍の2Mbps・通信範囲は4倍の400m・通信容量は8倍」とより広範囲により快適に使用できるようになっています。
■参考データ引用>Bluetoothはバージョン違いでも接続可能!互換性や確認方法、ワイヤレスイヤホンの音質についても解説
ポップインアラジンには「アラジンマイク」があります。この専用マイクを使うことによってポップインアラジンの本体にUSBレシーバーを装着し、ペアリングさせてカラオケができるようになっています。
現状でも十分に家族でも楽しめる範囲ではありますが、少々遅延があります。
これらの進化についても期待したいところです。
参考記事>【速攻レビュー】Aladdin Mic(アラジンマイク)の感想や口コミを紹介
ポップインアラジン2Plusの進化その6 より多くの好きを保存
■ポップインアラジン2・・・ストレージ容量16GB
■ポップインアラジン2Plus・・・ストレージ容量32GB
ストレージが2倍の32GBと容量がアップしました。実際にこれだけ必要なのか、我が家のポップインアラジンの2とSEを両方で確認したところ、残り約5GBでした。
意外に使の用しており、今後のアプリの強化を考えると32GBは、「備えあれば憂いなし」です。今後もますますアプリは強化されるのが予想されます。
最後にポップインアラジン2Plusの販売価格と購入方法を紹介
■ポップインアラジン2Plus・・・価格129,800円
■ポップインアラジン2Plus・・・購入先:公式サイト、Amazon。楽天
今回のポップインアラジン2Plusの進化の様子はいかがだったでしょうか。価格は129,800円です。ポップインアラジン2は定価が99,800円なので30,000円アップしています。
正直、ポップインアラジン2のユーザーには物足りないかもしれません。恐らくユーザーはフルモデルチェンジを期待していたはず。今回はマイナーチェンジ、数年ごとにある車を想像すれば分かりやすいでしょう。
ポップインアラジンのサイトには2は姿を消しており、今後はこのポップインアラジン2Plusが最上位機種となります。
初めてポップインアラジンシリーズを購入する方で最上位機種が欲しい方にはとてもおすすめです。
でも「そこまでの性能は要らないよ」という方には、ポップインアラジンSEがおすすめ。
SEついても下位機種といえども十分に大画面を堪能できますよ。
ちょっと手加えるだけでより大画面に、よりいいサウンドも可能。
ポップインアラジン2Plusが高くて手が出ないなぁと言う方は、下記の記事を参考にしてくださいね。
それではこれで「新型ポップインアラジン2Plus(プラス)の6つの進化とは?」の記事は終了となります。
最後までお付き合いくださりありがとうございました!
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