きっかけはある生物学者の書籍を読んだ時のことです。私は夜中になかなか寝れなく、やっと寝れたと思うと夜中に何度も何度も目覚めてしまう状態が続いていました。そのためあれこれ調べてたどり着いた2つのアイテムが、大人だけでなく赤ちゃんにも有効だと知ることになります。
そのアイテムが「赤いライト」と「ホワイトノイズ」、そしてその書籍というのが、「赤ちゃん寝かしつけの新常識」です。
著者はソフィア アクセルロッド。睡眠科学者で二児の母、ノーベル生理学・医学賞を受賞したマイケル・W.ヤング氏の研究室に所属し、2012年に生物学の博士号を取得された方です。
その著書の中には赤ちゃんを朝までぐっすり寝かす方法として、できるだけ添い寝しない方がいいなど5児パパの私も知らなかったことも数多く書かれています。
当時は「赤いライト」や「ホワイトノイズ」など知らなくて、またそれらの商品が日本で販売されていたのかさえ分かりませんが、もしあったとすれば必ず使っていたと思います。
なぜそう言えるのか?
それは自分でも驚くことになったある経験からです。「赤いライト」を実際に使ったエピソードなどは下記の記事にまとめました。よければご覧ください
さてこの記事では「赤いライト」や「ホワイトノイズ」がどんな商品でどんな効果があるのか、そして孫にも伝えたいと思えるおすすめ商品を紹介します。
赤いライトとはどんなものなのか
覚醒や睡眠は、体内時計によって調節されています。このような約1日の周期をもつリズムのことを「サーカディアンリズム(概日リズム)」といいます。
このサーカディアンリズム、つまり1日の周期と自身の体内時計のずれがあると生活リズムがくるってしまい、朝起きれないとか夜寝付けないなどの原因になります。
もし何らかの原因でこの体内時計がくるってしまったら、光をしっかりと浴びることで改善されます。その時にポイントは3つあります。
■光を浴びる時刻
■光の強さ
■光の色(波長)
この光、一番は太陽をしっかりと浴びることです。目覚めを促すセロトニン研究の第一人者として有名な有田秀穂氏によると時間は10~30分程度、朝に太陽を浴びることが大事といいます。セロトニンは目の網膜が光を感じることで活性化されます。
外部参考記事>社会人のための教養コラム 有田秀穂先生に聞く 「セロトニン(セロ活)」で毎日元気に過ごす方法
また、体内時計の権威である京都府立医科大学の八木田和弘教授のよると、体内時計をリセットするには光の強さは1,000ルクス以上が必要と言われいます。
そして光の色(波長)です。
太陽の光には多くのブルーライトが含まれています。それを浴びることで脳を活性化させ効果的に体を目覚めさせ、体内時計をリセットしてくれます。生きるものには不可欠なものといえます。
反面、ブルーライトは可視光線の中で最も波長が短くエネルギーが強いため、網膜までに達し夜に浴びると眠気の妨げになります。
小さな子どもほど光が睡眠に与える影響が強く、波長の短いブルーライトは睡眠前の赤ちゃんにはできれば使いたくないものです。
一方で赤いライトはどうでしょうか。人間の体内時計は赤い光には反応せず、テレビやスマホや普通のライトに含まれる青い波長に影響されることがわかっています。
人は眠気を誘発するホルモンのメラトニンを太陽の光を浴びてから、14~16時間後に分泌します。実は、そのホルモンであるメラトニンの分泌を抑えず照すことができる光が赤いライトです。
つまり睡眠を阻害しないので、授乳時やおむつの交換時に赤ちゃんに光が当たっても安心というわけです。
さらには中でも赤色LEDは、現在は美顔器にも採用されています。
赤色LEDは、皮膚表面(表皮)のさらに奥にある真皮にまで到達します。真皮には、コラーゲンやエラスチンのもとになる「線維芽細胞」が存在していて、赤色LEDによって、活性化します。すると、コラーゲンなどが増えて肌の弾力がアップし、小じわや毛穴が目立ちにくくなります。また、血行を促進して、くすみやクマが改善できるほか、ニキビやニキビ跡の炎症を抑える、表皮の再生を促すといった効果も期待できます。
LED美容は効果ある?家庭用美顔器と皮膚科治療の違いも解説
上記のような効果も見込めるので、赤ちゃんだけでなくママさんにも優しいのが赤色のライトです。
赤ちゃんにもおすすめのトトノエライトとは?
では赤ちゃんにもおすすめする赤色のライトを紹介します。
Makuakeでランキング1位を獲得し、テレビや新聞1300媒体で紹介された光で起こす目覚まし時計「トトノエライト」がおすすめ、2021年11月18日にはTBS系列「ラヴィット」でも紹介されもうご存知の方も多いはず。
白色と赤色のLEDが睡眠環境を整えてくれます。LEDライトには紫外線もほとんどないので、肌への影響を考える方も安心して使えます。
また、このトトノエライに使われている赤色LEDは、美顔器にも使われている633nmの波長が採用されています。
明るさの本が読める程度の照度があり、決して眩しすぎず読書の可能です。赤ちゃんのみならず幼稚園児や小学生のお子さんなどに読み聞かせをするのにもいい環境です。
このトトノエライトを開発したのは現在、「一般社団法人 起立性調節障害改善協会」の代表理事を務めている竹田浩一氏です。ご自身の経験、8歳から28歳までの20年間朝起きられない、夜眠れないという睡眠障害に悩まされたことが商品開発のきっかけとなっています。
今ではインスタとかで芸能人が使われているのをよく見ますが、赤色LED搭載の目覚まし時計は外国産ばかりです。
国産で人気のあるこのトトノエライトを一度試してみてはどうでしょうか。
ホワイトノイズとはどんなものか
日本ではまだあまり馴染みがないかもしれませんが、アメリカではもう三世代に渡って使われているご家庭もあるほど、人気のあるワイトノイズ。
有名なファッションモデルであり、双子のお子さんと第3子である赤ちゃんの子育て奮闘中の山田ローラさんも愛用されています。
外部参考記事>山田ローラ、寝かしつけでアメリカで人気の「ホワイトノイズ」を活用「まさか、あの音まで」
このホワイトノイズとは、簡単に説明するとサーキュレーターや、波の音やテレビの砂嵐のような「ザー」という雑音のことです。
それは胎児がお母さんのお腹の中にいる時に聞いている音にも例えられます。
ある研究では生後2〜7日の20人の新生児からなる2つのグループを研究。その結果、自発的に眠りに落ちたのはわずか5人(25%)であったのに対し、ホワイトノイズに反応して5分以内に16人(80%)が眠りに落ちたという研究発表もあります。
「ザーッ」という音は、可聴域の様々な周波の音を含み、抑揚パターンを持たない一定の背景音です。その音が気になる音を包み込み、聞こえにくくします。
ホワイトノイズの雑音ともいえる「ザー」という音が、周りの騒音を打ち消してくれるそんなイメージともいえます。
ある商品は世界のTOEFL会場にも採用の発表があり、サウンドマシンの品質や耐久性、並びに世界各国の電気機器基準を満たしているかどうかの調査を行われたとあります。
そんな商品もある中で、現在は簡単にスマホのアプリでも入手が可能です。デジタルで音を再現しその音も20種類を超えるものあります。
お手軽に試してみたい方はアプリがおすすめです。
赤ちゃんにもおすすめのスリープ・ミーとは?
現在はデジタル音でも再現されているホワイトノイズですが、スリープ・ミーのホワイトノイズは、小さなファンで作る「風の音」で、つまり自然の音。
1962年より、快眠グッズとして愛用されてきたマーパックのサウンドマシンで、記事の途中で記述した「親子三代に渡って愛用されている」ほどの商品が、実はこのスリープ・ミーです。
さきほどの世界のTOEFL会場にも採用されるほどの実績もあり、スリープ・ミー シリーズはひとつひとつ熟練の職人により組み立てられています。
またすべての工程を一人で行っており、裏面を見ると組み立てた職人のサインが記されているほどのこだわりが伺えます。
現在3種類を日本では販売されています。
マーパック公式ページで確認したところ、現在は「トラベルミニ」以外は在庫がないようです。
この「トラベルミニ」は実は私も愛用しており、毎晩使っているもので底にライトも付いています。バッテリー付きですが、基本はいつもコードで繋げています。
もしもの時にために非常灯としても重宝しています。24時間は平気で点灯します。
スリープ・ミーはマーパック公式ページと下記のネットショップでも購入できるので、一度検討してみてはどうでしょうか。
以上で今回の記事は終了です。
最後までお付き合いくださりありがとうございました。
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