まず、電源直結式テレビドアホンの交換は、電気技師の資格が必要となるので自分でしてはダメです。
つまり素人は、自分で交換はできません。
自分で取り付ける場合は、ワイヤレス式か電源コード式が最適です。
ですので本記事は、正確には「もしも」電源直結式テレビドアホンの交換をする場合、自分でできるのかどうかのポイントを2つ紹介します。
加えて、実際の交換した様子もお伝えしますので、できるかどうかの判断の参考してみてください。
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電源直結式テレビドアホンの交換を自分でする場合のポイントは2つ!

電源直結式テレビドアホンの交換が自分でできるのか?
ポイントは2つあります。
- 交換する電源直結式テレビドアホンは、同じメーカーの後継機か同型である
- 交換する電源直結式テレビドアホンの配線が既存のものと同じである
それぞれ詳しく解説しますね。
交換する電源直結式テレビドアホンは、同じメーカーの後継機か同型である
経験のない素人が付け替えする際に、一番避けたいのが煩わしい本体の設置です。
こんな経験はありませんか?
何かしらの電気機器の取り付けや、ちょっと難しいDIYである場合、途中諦めてしまったことやなんとなく取り付けられたので結果オーライという、ちょっぴり苦い経験です。
そんなことがないように電源直結式テレビドアホンは、同じメーカーの後継機か同型を選ぶようにしてください。
そうすれば同型はもちろん、ほとんどの後継機の取り付けには、ネジを新しく開ける必要も、石膏ボードにアンカーを打つこともなく、簡単に交換ができます。
交換する電源直結式テレビドアホンの配線が既存のものと同じである
次の難問といえるのがテレビドアホンの配線です。
配線って聞くとなんだか難しいと思うかもしれませんが、室内の親機と玄関の子機を繋ぐだけなら2本の配線を繋ぐ変えるだけで済みます。
問題は親機のAC100Vの電源コードの接続!
これが自分で電源直結式テレビドアホンの交換をしてはいけない原因です。
もしこれが室内のコンセントからの供給型の電源コード式なら、ただプラグを挿すだけですが、
電源直結式は「屋内配線からの直接AC100V供給工事」となるので、第二種電気工事士の資格が必要だからです。
ですが実際の交換は、既存の屋内配線を新しいテレビドアホンの親機につなぎ変えるだけですので、実に簡単な作業になります。
つまり交換する電源直結式テレビドアホンの配線が同じであれば、既存のものを参考に配線できるので、自分でもできることになります。
ただし、念のため再度いいますが基本は業者に依頼することになります。
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電源直結式テレビドアホンの交換の様子

それでは実際の電源直結式テレビドアホンの交換の様子を見てみましょう。
今回は
- 交換前:「ナショナル」ブランド
(セット名不明):親機「WQD201W(電源直結式)」と子機「WQD011A」 - 交換後:「Panasonic」ブランド
VL-SE30XL(セット名):親機「VL-ME31(電源直結式)」と子機「VL-525」
となっています。
ちなみに、「ナショナル」ブランドは、松下電器産業(現在のパナソニックホールディングス)の国内ブランドに使われていましたが、2008年10月1日に社名を「パナソニック株式会社」へ変更した際に廃止されました。
今はなき過去のブランドです。
後継機というよりも、後継ブランドの「「Panasonic」に交換です。
手順はこんな流れです。
- ブレーカーを落とす
- 古い子機を外す
- 新しい子機を取り付ける
- 古い親機を外す
- 新しい親機を取り付ける
- ブレーカーを戻す
では見てみましょう。
1.ブレーカーを落とす

まずは絶対に行うこと。
ブレーカーを落とし通電しないようにしましょう。
昔200Vで一瞬感電したことがありますが、マジでヤバかったので絶対にやってください。
2.古い子機を外す

古い子機を外すのはとても簡単で本体下にあるネジカバー(赤丸部分)を指で開き、プラスドライバー(1番か2番)でネジを緩めて本体を外します。

子機の背面に繋がっている配線を外して、子機を取り外します。
取付け枠のネジを外して、取り付け枠を取り外します。
3.新しい子機を取り付ける

新しい取付け枠を水平になるように注意しながら、ネジで取りつけます。
新しい子機の裏面の配線を繋ぎます。
事前に写真を撮っておけば間違うことなくできます。

このタイプは外枠を手ではめ込むと完成です。
4.古い親機を取り外す

古い親機は上にスライドさせるだけで、簡単に外れます。

埃が被っていますが裏面はこんな感じです。
電源AC100Vも配線も、赤丸部分をマイナスドライバーで押しながら外すと古い親機が外れます。
5.新しい親機を取り付ける

新しい親機を取り付ける際に、まず壁掛け器具を交換します。
ですが、壁掛け器具が横型から縦型に変わっていたので、少々焦りましたがネジ位置は同じだったので、簡単に交換できました。

スイッチボックスは新築時に業者さんが付けてくれていたので、ネジ穴を共有できました。


次は新しい親機の背面に電源AC100Vと配線を繋ぎます。
それぞれさぐっと押し込めばOKです。

後は壁付け器具に親機を引っ掛けてやれば完成!
6.ブレーカーを戻して画像と音声を確認する

最後はブレーカーを戻して画像と音声を確認します。
さすが10年も経てば古いテレビドアホン画像はより、鮮明に映ったので少々感動です!
まとめ
今回の記事「電源直結式テレビドアホンの交換を自分でできるのかのポイントは2つ!」はいかがだったでしょうか?
電源直結式テレビドアホンの交換は、
- 交換する電源直結式テレビドアホンは、同じメーカーの後継機か同型である
- 交換する電源直結式テレビドアホンの配線が既存のものと同じである
という条件を満たしていれば、自分で簡単に交換もできます。
しかしながら、屋内配線からの発火の危険や資格なしですると3月以下の懲役または3万円以下の罰金もあるので、やはり電気工事士の資格のある業者に依頼することがベストでしょう。
おすすめの業者はこちら!テレビドアホンの交換の相場は約7,000~15,000円です。
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■以下参考に
・ちなみに、VL-MZ30、VL-SE31XL、VL-SE26XLは同じ配線方法。
・アイリスオーヤマのTD-M30の配線はこんな感じ
・アイホンROCOタッチ7(モニター付親機 WJ-4MED※電源コード式、モニター付ワイヤレス子機 WJ-4WD)の工事説明書はこちら。
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