こんにちはGassyuです!
先日ある記事を書いている時にふと、「日本には一体何人ぐらいの方がブログをされているんだろう」と疑問に思いました。これブログされている方なら結構、気になりますよね!
記事の作成を一旦止めて、すぐに答えが出るであろうという軽い気持ちでこの疑問に対してネットで検索を始めてみました。
早速!「総務省」&「ブログ人口」でクリック!
「・・・・ない、・・・ない、・・・ないじゃん!」
色々と検索方法を変えてみて試してはみましたが、これだ!という確かな情報は得られませんでした。
古いデーターではブログ登録数とかブログ数などはすぐ見つかりましたが、今知りたい一番知りたい情報のブログを作成されている方の人数である「ブログ人口」がありませんでした。
ものの数分で検索終了の予定でしたが、確かな情報がなかなか見つからないのです。
なのでその際に収集した情報を元に推測することにしました。
それでは報告しますね。
まずはブログ人口の調査です
ネット検索で放浪する事6時間、その途中で寄り道もありましたが、そのおかげで色々と資料を見つけて参りました。
それらの中で下記の資料により、ブログ人口(推測)に辿り着けたので紹介します。
但し、飽くまでも私の主観による算出ですのでおおよその数、目安程度に留めておいて下さい。
2020年時点で参考になった最新のブログ人口の推測資料
これは、総務省 情報流通行政局 情報通信政策課 情報通信経済室がまとめた資料です。
上記の資料「 ICTによるインクルージョンの実現に関する 調査研究 」を見ていきますね。
2018年の資料ですが、【図表2-1-2-3】を見るといずれのソーシャルメディアを使っていない人が全体の19.4%だと分かりますよね。
つまり残りの80.6%の方の中にブログをされている方が含まれているという事になります。
その年の日本の人口は総務省統計局によりますと総人口は1億2644万3千人です。
つまり単純計算で1億191万人の方が何かしらソーシャルメディア に触れているという事です。
※ ICTとは「Information and Communication Technology(情報通信技術)」の略で、通信技術を活用したコミュニケーションを指します。情報処理だけではなく、インターネットのような通信技術を利用した産業やサービスなどの総称です。
※ インクルージョンとは直訳すると包括・包含という意味ですが、あらゆる人材にとって能力や、やりがいなどを認められ、最大限に発揮できるような環境を意味する言葉です。
日本のブログ人口を推測の根拠
次に 【図表2-1-2-2】を見て頂きたいのですが少し見にくいの下記に拡大したものを改めて掲載しました。
資料の中に「ブログ」と言う項目があります。
- 自ら情報発信や発言を積極的に行っている
- 自ら情報発信や発言することよりも他人の書き込み や発言等を閲覧すること の方が多い
- ほとんど情報発信や発言せず、他人の書き込みや 発言等の閲覧しか行わない
- ほとんど利用していない
- まったく利用していない
以上のアンケート項目があります。この中で「1」と「2」は「 自ら情報発信や発言をする」となってますので、つまりブログを作成されている方にあたると推測、
「3」については、同じく「 情報発信 」はあるものの「ほとんど発信せず」との回答なので、これは「過去にブログをしていた」とか「今は更新をしていない」など
アクティブなユーザーではないと判断して除外しました。
結果、「1」と「2」を足した【10%】にあたる方が実質上のブログ人口という私の解釈です。
いよいよ日本のブログ人口の算出です!(2020年1月時点)
まぁ単純な計算ですが
日本の総人口は1億2644万3千人なのでその10%と計算したい所ですが、
まさか3歳の子がブログをやっているはずもなく、また90歳の方も失礼ですが、どうなんだろうと思うので算出の元人口は10歳から89歳までの方をカウントしました。
※世界には100歳超えのブロガーさんもいますが。
さてその 10歳から89歳までの人口は1億1386万人です。
その10%という事で
1,138万人がおおよそのブログ人口となります。
以外にあっけなく答えがでましたね。
予想していたよりかなりに多いなというの感想です。
簡単に言えば10人に1人は様々な理由でブログを作成され更新もしているという結果です。
更にそのブログを作成、更新する様々な理由をまとめてあるアンケート資料を紹介しておきます。
これは『 ネットエイジアリサーチ 』による自主調査結果で2011年の作成ものです。
※調査概要は下記に掲載
この資料からブログの作成、更新理由が
- 「メモや日記などの記録代わり」68.1%
- 「自分と同じ趣味や考えかたの人と繋がりたいから」43.6%
- 「友たちと繋がりたいから」40.6%
以下回答は続く…..。
※複数回答形式
など様々な理由があると分かります。
そしてこれらの理由などでブログをしている方が、
「1」と「2」の「 自ら情報発信や発言をする」 方です。
つまり1138万人のおおよそのブログ人口の方々になります。
上記の表と合わせて見てもらえると視覚的に捉えることができて、頭の中で整理しやすいのではないでしょうか?
□ 調査概要(クローズド調査)
○ 調査対象 … 15歳~54歳の男女で、「自身のブログを作成・保有している」と回答した携帯電話ユーザー
○ 調査地域 … 全国
○ 調査期間 … 2011年2月10日~2月15日
○ 回答サンプル数 … 1,000名(回答者キャリア内訳:NTTドコモ49.8%、au39.6%、ソフトバンク10.6%)
性別:男性30.0%、女性70.0% 年代:10代30.6%、20代30.9%、30代22.4%、40代以上16.1%)
○ 調査方法 … モバイルリサーチ(3キャリア)
発信よりも閲覧派を含めた事実上のブログ登録者は?
でもここで疑問に思うの方が、果たしてこのアンケート、
「 3」・ほとんど情報発信や発言せず、他人の書き込みや 発言等の閲覧しか行わない
「4」・ ほとんど利用していない
という方を除外してもいいのか?
発信よりも閲覧派という事で、この閲覧派を含むかどうかで結果が違ってくるのでは?
という事です。
例えば「LINE BLOG」などは登録も簡単ですぐブログを始めることができます。
そして有名人や芸能人または友人などがされているのを見て私もちょこっとやってみた程度の方もいらっしゃると思います。
またはブログやってみたけど、更新やコメントが面倒なのでほとんど今はやっていない、若しくは辞めましたと言う人も。
こういう方はアンケートの「5」・まったく利用していない を選択しないと考えます。
なので「3」か「4」を選択。
このように登録はしたけど、「その後更新はほとんど無し・又は過去に経験は有り・ 発信よりも閲覧派 」なども含めた方を事実上のブログ登録者と呼ぶとすると、
その人口はなんと約3,916万人です!
かなり多いですね。
車と免許書で例えたら平成30年で免許保有者が約8,200万人、でも自家用車所持者6,100万人と差があるように、
ブログも登録後はどう使うのかなどは人それぞれとなっている訳ですね。
とは言えこの結果に自分も驚いてしまったので念のために別の資料と違う視点で、今回の参考にした資料と比較して合致性を検証しました。
念のために別の資料から検証
上記の資料は2019年12月時点のLINE自社による調査です。
この時点でユーザーが8,300万人が登録されているのが分かります。
2018年10月時点の時は7,600万人でした。
今回私が参考にした資料が2018年3月発表分なので少し時間の誤差がありますが検証できると思いますので進めて参ります。
『ソーシャルメディアによる情報の発信・発言』の今度はLINEの情報を見てください。
「1」から「4」を占める割合が58.1%です。
この「1」から「4」とは先ほど私が事実上のブログ登録者と呼んだ部分です。
LINEの場合は58.1%、この資料からは約6,615万人となります。
LINE自社による調査の7,600万人にそこそこ近い事が分かります。しかも時間の誤差とスマホなんで二台持ちの方などの事も考えると更に近い数字になると思います。
この検証から今回推測した、 事実上のブログ登録者は 約3,916万人はそこそこ真実に近いのではないかと思います。
ブロガーの人口は?
ではブロガーと言われる方の人口はどうでしょうか?
気になりますよね。
これも推測でしかありませんが、
そういった方々がこのアンケートを回答する時に、先ほどの「2」を選択されることは考えにくいのでほぼ「1」の
「自ら情報発信や発言を積極的に行っている 」
を選択されるのが妥当かと思います。
「1」の回答者は4.5%、計算すると
約523万人がコアなブロガー 人口ではないかと思います。
ただブロガーといってもブログで情報を発信していれば、収入がなくともブロガーと名乗ることはできますので、反対に「1」の回答者の中には、私はブロガーじゃないよと言う方がいれば含まれないので、飽くまでも目安です。
更に次のような資料もあります
これ先ほど紹した『 ネットエイジアリサーチ 』の調査ですが、自身のブログを作成・保有している 1,000人のアンケートです。
「誰かの役立つような情報」「おいしい情報」をブログに載せている意識はあるか?
という問いに33.1%の方が「非常にある」「どちらかいえばある」と回答しています。
ブロガーの条件を満たしているといえます。
そこで『ソーシャルメディアによる情報の発信・発言』のブログ をここでもう一度見てみます
- 自ら情報発信や発言を積極的に行っている
- 自ら情報発信や発言することよりも他人の書き込み や発言等を閲覧すること の方が多い
- ほとんど情報発信や発言せず、他人の書き込みや 発言等の閲覧しか行わない
- ほとんど利用していない
- まったく利用していない
上記の回答の人口を算出してまとめてみました。
回答番号 | 回答人口 | 33.1%の回答人口 |
1 | 5,237,560 | 1,733,632 |
1+2 | 11,386,000 | 3,768,766 |
1+2+3 | 31,653,080 | 10,477,169 |
1+2+3+4 | 39,167,840 | 12,964,555 |
回答「1」「2」の人口の33.1%の3,768,766人が参考になるのではないかと思います。
この結果約380万人と先ほどの推測値の約568万人がコアなブロガー人口 を基に考えると
結論として日本のブロガー人口は約400~600万人と推測しました。
※あくまでも私の推測ですので(;^ω^)
ブログの開設動機
今回ブログ人口を調査しているとブログの開設動機などの資料も見つかり、
動機はもちろん、収益目的で始められた方はどれぐらいいるのかも気になったので参考になる資料を紹介しますね。
ブログの開設動機の資料
平成20年に作成されたものです。古い資料で申し訳ないですが。
調査対象は
・ 15歳以上のブログ開設経験者(ブログを現在利用している者及び利用したことがある者)
・ 2,351件
この調査結果を引用しますと
○ 「自己表現重視」は全体の30.9%、自己表現やストレス解消等の内面的な効用重視。 ウェブ日記的利用法で10代、20代の割合が高い傾向。
○ 「コミュニティの形成重視」は全体の25.7%、ブログを通じたコミュニケーションを重視。 「子育て」のテーマのブログの割合が高い傾向。
○ 「社会貢献重視」は8.4%、自己の知識を発信して社会貢献することを重視。テーマでは 「マネー・金融」、「医療・介護」、「地域」の割合が高く、40代以上の割合が高い傾向。
○ 「収益目的重視」は10.1%、経済的収益を重視し、テーマでは「マネー・金融」、「コン ピュータ・IT」、「地域」の割合が高く、10代、40代の割合が高い傾向。
○ 「アーカイブ型利用」は、25.0%、自己の情報を整理・蓄積することを重視。趣味関係の テーマのブログの割合が高く、30代、60歳以上の割合が高い傾向。
平成20年7月 総務省情報通信政策研究所(IICP)調査研究部 より
この結果から意外と「収益目的重視」10.1%と少なく、自己表現 、コミュニティの形成 、アーカイブ型利用 がソーシャルメディア全体の81.6%の約8割を占めている事が分かりますね。
最後に今回の記事は「ソーシャルメディア」における「ブログ人口」にスポットを当てて書いております。
この「ソーシャルメディア」の意味について、少々ややこしいので下記にまとめました。
「ソーシャルメディア」と 「SNS」 の違いについて
「ソーシャルメディア」とは
インターネット上で不特定多数の人が情報の発信や拡散、そしてコミュニケーションを双方向で取れるメディアの事です。
一方、同じような意味で捉えられている言葉として「SNS」があります。
日本では「Facebook」、「Twitter」、「 LINE(ライン)」、「 mixi 」などが有名ですね。
SNSは「ソーシャル・ネットワーキング・サービス」の頭文字であり、インターネットを経由し主に、人と人がコミュニケーションを得るためのサービスの総称です。
こちらはソーシャルメディアの中でも「人と繋がる」ことを主目的としたサービスで、
正しい認識としてはソーシャルメディアの内の一部が、SNS であると言えます。
ちなみに「ソーシャル」とは” 社会的な、社交的な、の意を表す ”とデジタル大辞泉では書かれていますが、人と人が繋がる手段という意味で多く使われています。
ただ Facebook などのアメリカでは日本とは意味が違っており、「人と人との繋がりから生まれる有益な情報を共有する事」という意味で使われているようです。
まとめ
- 日本のブログ人口は・・・・・・・約1,138万人
- 事実上のブログ登録者は・・・・・約3,916万人
- 日本のブロガー人口は・・・・・・約400~600万人
- ブログの開設動機の収益目的重視・10.1%
となりました。
補足情報なども盛り込んだのでごちゃごちゃとなってしまった部分はあると思いいますが、
一生懸命に記事を作成しましたので
参考にして頂けたら幸いです。
これで
【必見!】「日本のブログ人口は何人いるの?開設動機は?」が物凄く気になったので調査してみましたよ!
の記事は終了です。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。
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