【レビュー】スパークL(イグナイター点火装置)がなぜか中国製で復活!代替品で使えるの?

アフィリエイト広告を利用しています

スパークL 趣味と快適生活

着火といえば昔からこれ!

平野技研工業さんの「スパークL」

というぐらい知る人ぞ知るイグナイター(点火装置)です。

でも、数年前から市場から姿を消してしまいました。

理由は、コロナで海外から部品を調達できず、廃盤になってしまったようです。

しかし、そんな「スパークL」が復活!

なぜか海を渡って中国製になって舞い戻ってきました。

そこで今回、早速購入して復活した中国製の様子やどんなものなのか?

そして代替品として使えるのか試してみました。

さらに、昔のスパークLの日本製も古くて破損していますが、家にあったので中国製と比較してみます!

中国製スパークL(イグナイター点火装置)の到着日数

今回、復活した中国製スパークLを見つけてAmazonで注文したのが8月20日、

商品が到着したのが9月1日でした。

つまり13日間、商品が届くまでかかりました。

まぁ、海外輸入品なのでしかたないと思える許容範囲です。

Amazonに記述されている「海外出荷のデフォルトの配送所要日数」でみても、中国は15日~20日となっているので、早いほうなのかもしれませんね。

中国製スパークL(イグナイター点火装置)の梱包状態

それでは、待ちに待った商品の梱包状態を見てみましょう。

じゃ~ん!この荷姿で到着!

一瞬「えっ」って感じです。

とりあえず有り合わせのダンボールで商品を覆い被せて、破損しないようにガードしている感じです。

正直言って雑です(;’∀’)

もともと箱型に形成されていたのかどうかも分からず、ぶっちゃけ!低学年小学生の夏休みの工作レベルです。

でも、長らく廃盤でなかったのが、こうして手に入るようになっただけでも良しとし、気にせずに(いや~結構気にしたかも)開封していきます。

出てきました!

懐かしの、懐かしの、

スパークLです!

平野技研工業の本家

でも本物とはちょっと違う~。

それでもって、「MADE IN CHINA」(笑)

今回の商品は「LIIHIU」という日本人の99.99%は知らないであろう中国ブランドから購入しました。

購入の決め手は検索した限り、唯一ここだけ「MADE IN JAPAN」という画像が載っていたからです。

でもそれは「そんなはずはないだろう」という好奇心が駆り立てられたから。

で結果、予想どおりで「嘘」でした。

ですので、Amazonでは他にも中国ブランドのスパークLがありますが、ほぼ「「MADE IN CHINA」ですのでご注意くださいね。

現在は、「MADE IN JAPAN」は製造されていませんよ。

なぜ、中国製で復活?そもそもスパークLの商標登録はどうなっている?

ではなぜスパークLの「MADE IN JAPAN」はないのに、「「MADE IN CHINA」として「スパークL」の名称は現在も残っているのでしょうか?

答えはこうです。

商標登録は、すでに中国ブランドに渡っています。

特許庁のJ-Plat-patより引用

これは特許庁のJ-Plat-Patですが、もともと載っていたであろう平野技研工業さんの名前がなく、代りに中国のなんちゃらさんが商標登録していました。

ちょうど、物がないないと私が勝手に騒いでいたころの2022年が出願日ですので、時期的に合います。

ちなみに、直接聞いちゃえと思い平野技研工業に電話しましたが「現在使われておりません・・・」というアナウンスだけが。

もしかして、廃業されてスパークLの販売権は売られてしまったのでしょうか?

悲しいかな、製造元がないので「「MADE IN JAPAN」は、もう復活はないのでしょう。

もし、事情が分かる人がいれば、私以外にもモヤモヤとしている人がいると思いますので助かります。是非Xのアカウントまで連絡をお待ちしています<m(__)m>
※Gassyu:https://x.com/gasshupapa

中国製スパークL(イグナイター点火装置)の外観

スパークLの「MADE IN JAPAN」の製造はされないと完全に諦めたところで、中国製スパークLの外観を見ていきましょう。

触れた感じは、ほぼ昔のまんまでした。

本体には「スパークL」と印字されており、知らない人が見たらなんの疑問も持たないでしょう。

30,000shots?

3万回点火できるという意味?

本家は半永久的で使えるんだけど、これは何!とやや不安を覚える。

でも作りはしっかりとしています。

すでに使い始めていますが、コンクリの床に何度も落としてます。

が、壊れません。

ここから着火します。

火花を飛ばして発火させる装置ですので、ガスは要りませんが炎も出ません

中国製スパークL(イグナイター点火装置)は使えるの?

さて、ここが一番気になるところでしょう。

「実際に中国製スパークLは使えるの?」

ということで一週間ほど試してみましたが、結果微妙に着火しにくかったです。

購入当初は復活したことが嬉しくて、着火できるだけで満足していましたが、毎日使い込んでいくと着火の成功率が低いのが気になってきました。

もしかしたら個体差があるのかもしれません。

ただし頑丈さは健在で、すでに何度かコンクリートの床に腰の高さから落としてますが、なんともない様子です。

ちなみに昔の日本製は、多分1000回ぐらい床に落として先っぽが変形してしまっていますが、今でも点火します。(落としすぎですね(;^ω^))

旧型日本産と新型中国産スパークL(イグナイター点火装置)を比較してみた

日本産と中国産スパークの違いは、

  • 中国製は「LONG LONG 30.000 shots」というシールが貼られていること
  • 「MADE IN JAPAN」という刻印が、「MADE IN CHINA」になっている
  • 重量が異なり中国製は軽い

になっていることです。

ただし、日本製は先っぽが折れてしまっていますが、これは使い込んでいるためであり、違いではありません。

そして、一番の違いは「MADE IN JAPAN」という刻印が、「MADE IN CHINA」であること。

販売サイトでいくら「「MADE IN JAPAN」という刻印があっても、だまされないようにしてくださいね。

でも使った感じは、ほぼ変わりはありません。

あと、もう一つは中国製は軽くなっています。

何かしら材質や部品が異なるのでしょう、耐久性は気になるところです。

こうして重ねてみても違いはなく(使い古した先っぽは別ですよ)幅も同じでした。

中国製スパークL(イグナイター点火装置)のメリットとデメリット

中国製スパークL(イグナイター点火装置)のメリットは、

  • 先っぽ長いので点火の際、火傷のリスクをほぼ回避できる
  • 深い鍋や遠くの火源でも正確な点火が可能
  • 電源がないので半永久的に使用できる
  • 点火部がもし濡れてしまっても、点火部を火で焼いてやると再度すぐに使える
  • 磁石でくっつくので、鉄製やマグネットパネルに設置できる

ことでしょう。

中国製スパークL(イグナイター点火装置)のデメリットは、

  • 使用用途がガスコンロの火付け役に限られている
  • ガスライターと比べて価格が高い
  • 着火の火花が弱いので、ロウソクの点火やバーベキューの火付けには使えない

となります。

これらから勘違いしないでほしいのは、スパークLは「ガスありき」の点火装置だということです。

アウトドアで使うなら、点火装置のないシングルバーナーには向いています。

家庭で使うなら、点火装置が故障しているガスコンロ。

でも、少々危険が伴うので換気はしっかり行ってくださいね。

しかしながら、磁石がくっつくので鉄製やマグネットパネルに設置できるので、点火の使用頻度の高い環境で使うときなど、手の届く範囲に設置できるのでとても便利です。

また、もし水に濡れてしまっても、ガスライターとは異なり先っぽが長く金属製なので、火であぶってやるとすぐに乾き、また使えるようになります。

このため、長きに渡って使えるのが最大の魅力といえるでしょう。

実際、古い日本製は今でもスパークしますよ!

中国産スパークL(イグナイター点火装置)のスペック

今回購入した「LIIHIU」というブランドのスペックです。

ブランドLIIHIU
シルバー
材質高炭素鋼
商品の寸法横27×縦10×厚み1.5m※実測値
重量150g
価格約2,200円

「LIIHIU」というブランドはスパークLの長さの種類があります。

今回紹介した長さ「27cm」の他に「37cm」と「57cm」もあるので、遠くの火源に着火したい場合には、このブランドがいいでしょう。

まとめ:中国産スパークL(イグナイター点火装置)は買ってもいい?

結論:中国産スパークL(イグナイター点火装置)は、着火の成功率が低いことを承知の上なら買ってもいいでしょう。

何度かカチャカチャとさせないといけませんが、頑丈さは健在だったからです。

ただし、価格には注意してください。

私が買った金額は2,165円

昔買った日本製が1,480円

ですので、せいぜい2,000円ちょっとまでなら買いでしょう。

■今回のレビューした商品

今回買ったのは2,165円≫LIIHIU のスパークL

■安いだけなら

なんと650円の商品を見つけました。

買っていいのか迷うとこですが、試しで買ってみたい人にはピッタリかもしれませんね。

最安値かも650円≫JUJUGENのスパークL

■レビューが最も多かった商品

色々なブランドがあるなか一番レビューが多かったのがこの商品です。

価格が高いのがネックですが、レビュー内容とレビュー数からこれを買って検証すれば良かったかもしれません。

またロングタイプ(37cm)も違うページで販売されています。

2,790円と高いがレビューの判断するなら≫SurpriseSeptemberのスパークL

コメント

タイトルとURLをコピーしました