テレワーク、リモートワーク、在宅ワークと色々と言葉はありますが、その内椅子に座って従事するなら共通して言えることがあります。それは足元が冷えること、かくいう私もその一人。
毎年冬場になるとこれがたまらなく辛いものになります。そのため自宅で色々と試してみたもののこれだ!という物に巡り合えず困っていました。
これまではこんな商品を試してきました。
・ひざ掛け
・毛布
・レッグウォーマー
・フットウォーマー
・デスクヒーター
でも一つだけためらっていた商品を今年は思い切って購入したところ、これが私にはドンピシャ。
それが今回紹介する温風サーキュレーターです。
そしてここでいう温風サーキュレーターとはボルネードヒーターのことです。
やさしい暖気が部屋中を循環し、体を包み込む今までのヒーターにない心地よさが特徴。
今回はテレワークで在宅勤務の環境への不満で最も多い「足元の寒さ」をテーマに、ボルネードの温風サーキュレーターの性能と、どのように解決してくれたかをお伝えしたいと思います。
テレワークの足元の寒さを解決した温風サーキュレーターとは
ボルネードのファンヒーターは構造的には「電気ファンヒーター」に近いものです。発熱源の前部にファンとらせん状のグリルが付いており、暖かい空気をサーキュレーターによって送り出し循環させるのが特徴です。
羽根のサイズは当ブログ測定値で16㎝です。このサイズはアイリスオーヤマのサーキュレーターPCF-SC15Tとほぼ同じサイズでした。
発熱源となるらせん状のグリル です。今回はこの記事のためにカバーを外しましたが、真似はしないでください!
VORNADO日本総代理店の株式会社エヌエフ貿易様に問い合わせしたところ「カバーを開けての掃除ですが、中に電熱線を含む多くの配線が張り巡らせてあるため、中を開けての掃除は推奨しておりません」とのことでした。
確かにカバーを外すとその通りで、断線や亀裂が生じて火災の原因になるかもしれません。お手入れの際はエアーダスターで内部の埃や髪の毛を吹き飛ばすか、掃除機で吸引するかにしましょう。
ボルネードの温風サーキュレーターの特徴
速暖性に優れており、決して熱くない暖かな温風により足元だけでなく体を包み込むような心地よさです。オイルヒーターのように置き場所に捉われたり、電気ヒーターのような火傷の心配もほぼなく使うことができます。※参考元:オイルヒーターって実際暖かいの? 気になることをデロンギに聞いてきた
「熱くならない」というコンセプトのもと、普通のサーキュレーターと比べると風速は低速で頼りなく感じるかもしれませんが、風速が上がると体感的に「寒い」と感じるため、様々なテストを行い、寒くなく室内全体に温風を循環させられるスピードに仕上がっています。
というような内容を担当の方から教えてもらいました。
サーキュレーターって風の勢いが注目されがちですが、実は冬場は微風を使いこなすのもコツなんです。
ボルネードの温風サーキュレーターの安全性
熱源を持つ商品は安全性が第一です。我が家は5人の子供がいてまだ小学生が2人残っています。もっと小さいお子さんがいらっっしゃる家庭ではなお更気になるところですね。
ではボルネードの温風サーキュレーターの安全性はどうでしょうか。
まず形状が底の面が広くとても安定しています。
さらに底にはこのような転倒時OFF装置があります。
これがとても優秀でして使い始めたの頃、本体を少し動かした時にコードが挟まってしまい、その僅かな傾きにも反応して止まりました。最初「えっ!!壊れたの?」とびっくりしたほどです。
下はクッションマットを敷いているので傾いた感覚もなったので尚の事。
そして本体の熱はどうかといいますと、ほんと「熱くない」でした。ちなみに当ブログの測定値ではパワーMAX時でも37.6度。人肌程度の温度で反対に大丈夫なのとなりましたが、その効果は後ほどお伝えしますね。
さて実は私、昔に朝起きたら電気ヒーターで局部を低温火傷していたことがあり、今もその跡が残っています。第一発見者の息子が起こしくれなかったらもっとひどいものになっていたと思うと今でもぞっとします。
そんな暗い過去?を持つ筆者ですが、今回はボルネード社を信用して「本当に安全なのか?」と身を持って実験してみました。
本体を前に至近距離で寝ても大丈夫なのか?
本当はさきほどの人肌程度の温度がとても心地良くて、ただいつの間にか寝てしまっただけなんですが・・・。
とりあえずそれはさておき結果は「熟睡」。
朝気付いた時に少々焦ってしまいましたが、昔にあった電気ヒーターのように低温火傷もなく無事生還でした。
でもこれも真似しないでくださいね、HPでもちゃんと「低温ヤケドにはご注意ください。」との記載もあるので。
次はカバーの安全性です。吹き出し口の隙間って以外と危ないんです。たまに普通のサーキュレーターでエッジが効いているものがあり、「これ子供には危ないやん」と思う商品も実はあります。
写真の丸い印の部分が特に注意が必要で外側から内側に指をすっと動かすと、食い込んでしまう商品は特に注意が必要です。
さて、ボルネードの温風サーキュレーターはというと、やや丸みを帯びておりその点もしっかりと注意して作り込まれているという感じです。
テレワークの足元の寒さを解決した温風サーキュレーターの活用方法
さてここからは、筆者の体験談を通してボルネードの温風サーキュレーター活用方法を紹介します。
まずは使用環境ですが仕事部屋で使用しており、部屋の広さは約9畳ほどです。隣に3畳ほどの書斎と上には寝室にしているロフトがあります。暖気が上に逃げてしまうので冬場は寒くなる環境です。
画面左下には観葉植物のために365日24時間稼働中の別のサーキュレーターを設置しています。
もう10年以上ま前にに購入したスチールデスクです。これが冬場の冷えの一番の原因。
何も空調を効かさない環境だと、足が触れる袖箱の側面や天板が驚くほど冷たいです。その寒さのあまり手袋をはめてキーボードを打つこともありました。
仕方なしにエアコンの暖房を付けても、この机の囲いが邪魔してか足元まで暖気が届かず寒いままです。このままでは作業効率も上がらず、次に購入したのが昨年のデスクヒーターです。
これはなかなか良かったのですが、如何せん天板の冷たさはそのまま下半身は温いけど手先が冷たい状態。さらに真冬になると今度はふくらはぎが冷えてきました。ただ単に私の血行の悪さだ原因とも言えますが、とにかく毛布で足を囲ってもふくらはぎの寒さはとれず仕舞い。
そこで今年購入した温風サーキュレーターの登場です。
本来は部屋の端の方に設置して、お部屋全体を暖めるように使いますが、でも筆者の場合は先述の通り極端な冷え性でそれでは足元がまだ寒く、思い切って椅子のすぐ後ろに設置。椅子の足から5㎝から10㎝ほどの距離に置いています。
この距離に置いても椅子の足の部分は熱くならず、でもとても暖かいです。これは電気ストーブでは出来ないこと。そしてさらにはこんな使い方をしても、部屋全体がほんわかと温まるのが凄かったです。
付け加えて、すぐ温風がでるので短時間使用する時にも効果的です。
冷たかったスチールデスクの天板も気にならないほどに改善しました。
今後寒さがひどくなった場合は、ひざ掛けや毛布を併用しようと思っています。
テレワークの足元の寒さを解決のまとめ
まとめるとこんな感じですが、電気代が気になる方にはちょっと向いていないかもしれません。今回紹介したボルネードの温風サーキュレーター「VH10-JP」の消費電力は弱が600W・強が1200Wです。
冒頭で述べた筆者が購入をためらっていた原因がこの電気代。ちなに今回の記事は600Wのみで検証しています。一度強の1200Wでやってみたところ、椅子の下の後ろに置く使い方では物凄く暖かくなりもったいないので止めました。
一方エアコンの暖房の消費電力はいうと平均的な数値は600Wほどです。※6畳タイプ
■エアコンの暖房の電気代はいくら?各社の最新機種を比較!から引用
消費電力はほぼ同じぐらいなので、あとはお悩みの内容次第です。実際に使用してみて筆者にはドンピシャでしたが皆さんはどうでしょうか?
この記事が皆さんのお悩みの手助けになれば幸いです。最後までお付き合い頂きありがとうございました。
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