PCF-SC15T-EC(2022年販売)は、PCF-SC15T(2018年販売)の背面ガードまで取り外しが可能の水洗いができるモデルです。
両機種とも上下左右の自動首振り機能付きで、アイリスオーヤマのサーキュレーターの中でも人気モデルです。
でも、
「水洗いができる以外に何が違うの?」
と思いでしょう。
実は、この両機種には全部で異なる点が10個あったので紹介します。
是非、最後までお読みいただき、参考にしてみてくださいね。
PCF-SC15T-ECとPCF-SC15Tの10個の違い
まずPCF-SC15T-ECの性能は、PCF-SC15Tの優れた性能をそのまま引き継いでいます。
ですので、性能は変わりません。
その上でデザインの変更と、機能性がブラッシュアップされた機種です。
結果、その違いが10個あったので以下にまとめました。
- 背面ガードまで取り外して水洗いが可能になった
- リモコンが本体に収納できる
- 切タイマーが1h/2h/4hから2h/4h/8hと長時間に変更
- 操作部のランプの明るさを減少することができる
- 本体と前面グリルともにアイボリーに統一
- 操作パネルカラーがブラックからアイボリーに変更
- リモコンのカラーがブラックからアイボリーに変更
- サイズと重量の違い(高さが0.2m低くなり、重量が0.1㎏軽くなった)
- 消費電力と電気代が少し抑えられている
- 販売価格が少しアップ
これらの違いを詳しく見てみましょう。
背面ガードまで水洗いが可能
PCF-SC15T-ECは、前面ガードと背面ガードが外せるので、面倒なガードの部分が簡単に水洗いができます。
今まで手が届かなかった細かい部分まで、スッキリとスムーズに洗うことができます。
これでサーキュレーターを清掃する時間が大幅に短縮!
ユーザーに寄り添った嬉しい仕様ですね。
ちなみに、取り外しにかかる最速ラップは49秒でした(^^;)
※同タイプのAZ-SC15TEC-Wで検証しました。
リモコンが本体に収納できる
PCF-SC15T-ECは、持ち手のスペースを利用して、リモコンが収納できるようになりました。
これでリモコンを紛失する心配も減ります。
しっかりと差し込めるので、安心できる設計となっています。
切タイマーが2h/4h/8hに変更、操作部のランプの明るさの減少も可能
PCF-SC15T-ECは、PCF-SC15Tの1h/2h/4hの切タイマーと異なり、2h/4h/8hと長時間に変更されました。
また、リズムボタンを長押しすることで、操作部のランプの明るさを減少することができます。
ただし、完全に消灯することはできません。
かすかな光も気になる方は、完全に消灯ができて消音もできる2024年4月5日に販売された、「PCF-SDC15T-EC」がおすすめです。
こちらはDCモーターで、より強力になっています。カラーもホワイトだけでなく、ピンクやブルー、ホワイトウッド、アッシュグレー、ブラックウッドなどバリエーションが多くなっています。
本体と前面グリルともにアイボリーに統一
PCF-SC15T-ECは、全体がアイボリーになっています。低光沢でしっとりとした質感が特徴的です。
- PCF-SC15T-EC:本体はアイボリー、前面グリルもアイボリー
- PCF-SC15T:本体はホワイト、前面グリルはブラック
カラーはPCF-SC15Tのままで、背面ガードまで分解できるモデルをお探しの方は、同じ配色のAZ-SC15TEC-W(Amazon限定)がありますので、そちらをおすすめします。
操作パネルとリモコンもアイボリーに変更
PCF-SC15T-ECは、PCF-SC15T異なり操作パネルとリモコンのカラーも変更されています。
- PCF-SC15T-EC:操作パネルはアイボリー、リモコンもアイボリー
- PCF-SC15T:操作パネルはブラック、リモコンもブラック
PCF-SC15T-ECは、全体が同色で統一されています。
サイズと重量
PCF-SC15T-ECはPCF-SC15Tに対して、高さが0.2㎝低くなり、重量は0.1㎏軽くなっています。
ほんの少しの違いですので、言われなければ誰もほぼ気付かない差です。
消費電力と電気代が少し抑えられている
これもほんの少しですが、公式サイトや販売サイトをよく見ると、消費電力と電気代が少し抑えられていることが分かります。
消費電力 | 電気代(1時間あたり) | |
PCF-SC15T-EC | 37W | 約1.14円 |
PCF-SC15T | 38W | 約1.15円 |
販売価格が少しアップ
アイリスオーヤマのサーキュレーターはオープン価格ですので、その販売価格は市場に委ねられます。
PCF-SC15T-ECとPCF-SC15Tのそれぞれの市場価格(税込み)を以下にまとめました。
Amazon | 楽天市場 | Yahoo! | |
PCF-SC15T-EC | 7,280円 | 6,980円~ | 6,980円~ |
PCF-SC15T | 7,051円 | 6,480円~ | 6,980円~ |
PCF-SC15T-ECは新型ということもあって、少々高くなっています。
PCF-SC15Tと同等かそれ以下に費用を抑えたい方は、PCF-SC15T-ECと同性能であるAZ-SC15TEC-Wがおすすめです。
PCF-SC15T-ECとPCF-SC15Tのスペックを比較
ここで、PCF-SC15T-ECとPCF-SC15Tのスペックを比較しました。異なる部分は緑文字になっています。
メーカー | アイリスオーヤマ | アイリスオーヤマ |
型番 | PCF-SC15T-EC | PCF-SC15T |
本体カラー | アイボリー(艶なし) | ホワイト(艶あり) |
羽根のサイズ | 15㎝ | 15㎝ |
到達距離 | 25m | 25m |
対応畳数 | 18畳 | 18畳 |
モーター | ACモーター | ACモーター |
電圧 | 100V | 100V |
消費電力 | 37W | 38W |
電気代 | 1時間:約1.14円 | 1時間:約1.15円 |
首振り(上下) | 自動:約75° | 自動:約75° |
首振り(左右) | 自動:約90° | 自動:約90° |
風量調整 | 5段階 | 5段階 |
静音レベル | 35db(風量2において) | 35db(風量2において) |
特殊機能 | リズム送風・明るさ調整 | リズム送風 |
タイマー機能 | 2h/4h/8h | 1h/2h/4h |
リモコン | 〇(収納スペースあり) | 〇 |
幅 | 21㎝ | 21㎝ |
奥行 | 21㎝ | 21㎝ |
高さ | 28.8㎝ | 29㎝ |
本体重量 | 約2.0kg | 約2.1kg |
コードの長さ | 約1.4m | 約1.4m |
保証期間 | 1年 | 1年 |
価格 | 約6,980円~ | 約6,500円~7,000円 |
取扱説明書 | ≫公式サイトURLにて | ≫公式サイトURLにて |
まとめ:PCF-SC15T-ECとPCF-SC15Tのどちらがおすすめ?
ここでもう一度、PCF-SC15T-ECとPCF-SC15Tを比べた場合の違いついてまとめます。
- 水洗いが背面ガードまで可能になった
- リモコンが本体に収納
- 切タイマーが1h/2h/4hから2h/4h/8hと長時間に変更
- 操作部のランプの明るさが減少できる
- 本体と前面グリルともにアイボリーに統一
- 操作パネルカラーがブラックからアイボリーに変更
- リモコンのカラーがブラックからアイボリーに変更
- サイズと重量の違い(高さが0.2m低くなり、重量が0.1㎏軽くなった)
- 消費電力と電気代が少し抑えられている
- 市場価格が少しアップ
となります。
これらのことを踏まえてると、次のことが言えます。
PCF-SC15Tがおすすめの人
- ブラックとホワイトのカラーリングを好む方
- 費用を抑えたい方
PCF-SC15T-ECがおすすめの人
- 背面ガードまで取り外しが可能で掃除の手間を省きたい方
- アイボリーで統一されたカラーリングを好む方
- リモコンが収納できるタイプをお探しの方
- 8時間の切タイマーができるタイプをお探しの方
- 操作部のランプを調整できるタイプをお探しの方
- たとえ少しでも消費電力を抑えたい方
PCF-SC15T-ECとPCF-SC15Tは、両機種ともコンパクトでパワフルなサーキュレーターです。
上下左右自動首振り機能付きで、部屋干しも強力にサポートしてくれます。
コロンとしたデザインが可愛いと男女問わず人気があり、アイリスオーヤマを代表するサーキュレーターといえるでしょう。
PCF-SC15Tは、販売からもう数年経ちますが未だに根強い人気があります。PCF-SC15T-ECはその性能を引き継ぐモデルです。
PCF-SC15T-ECは、過去の機種のレビューや不満点などから、改良を加えユーザーに寄り添って開発されたのでしょう。
「どちらがおすすめ?」
と言われたら、PCF-SC15T-ECをおすすめします。
ただし、どちらの機種を選ぶべきかは、今回の記事を参考に自分にあった方をお選びくださいね。
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