2021年5月17日に「めざましテレビ」で紹介され一気に知名度や販売数が急増した「Epeios(エペイオス)除菌サーキュレーターHM702A」。その後アロマディフューザー機能等を追加して新モデルも販売。
さらに2024年5月13日には、【IOT対応】のEPEIOS LOOP(ループ)スマートサーキュレーターファン(型番:EPCF704)が発売されました。
楽天ではサーキュレーター部門で12冠を達成!なんと12週間リアルタイムランキング1位、1年余りで販売台数2万5千台以上の販売実績を築いています。
その話題性に引き寄せられてしまい購入した方も多いはず、実は私もその1人です。でも話題性や評判だけでは本当の良さは分からないもの。
そんな時、口コミが気になるものですよね。
そこでまずは、そんな気になる口コミをまとめてみました。
全体的にはAmazonや楽天での評価も星4.3となっており評判がとてもいいです。でも実際はどうなんでしょうか?気になるその真実は?
今回はサーキュレーター歴7年目に突入50台以上試してみてきた筆者がこの話題の「Epeios(エペイオス)除菌サーキュレーターHM702A」を実機でレビューします。
新型の【IOT対応】のEPEIOS LOOP(ループ)も紹介します!
Epeios(エペイオス)除菌サーキュレーターの口コミの真実は?
「めざましテレビ」で紹介され一気に知名度や販売数が急増した話題の「Epeios(エペイオス)除菌サーキュレーターHM702A」を良くも悪くもガッツリとレビューします!
Epeios 除菌サーキュレーターHM702AとEPCF704の悪い口コミ
まずは最も気になるが悪い口コミです。実際に購入した方の感想をまとめましたので見ていきましょう!
タッチパネルの反応が悪い
これは口コミや評判の中でも一番多かったように思います。最新のレビューを見てもそうでしたが実際に私も同じ意見です。軽く押したり強く押したりしましたが、なかなか言うことを聞いてくれないので、機能を存分に使いたい方にはストレスになるかもしれません。
ただリモコン付きなので、本体での操作を行うシーンは少なくあまり気にはなりませんでした。
リモコンの反応が悪いうえに表示がないので状態がわかりづらい
リモコンは赤外線での操作です。本体に向けないとほぼ反応しません。反応距離は約7mまでは確認できました。家の作りでそれが確認できる限界でした(T_T)。
口コミでは反応が悪かったという方がいますが、それは全く感じることはなかったです。ただ多機能なサーキュレーターですので、操作を2回、3回と押さないと設定ができない時があります。その際に今の状況がわかりづらいので多少ややこしくなったりはしました。
持ち運びの取っ手がないので不便
このように持ち手の部分がなく正直持ち運びの時は困ります。特に階段ですがサーキュレーターに気を取られるあまり、バランスを崩す原因にもなりかねません。持ち運びは慎重に行う必要があります。
初期不良で首が振らない、ファンが回らない
これは首振り機能付きのサーキュレーターではありがちで他社でもよく見られます。その発生数は定かではありませんが、メーカーの対応が問われるところ。レビューを見ているとその後の対応はしっかりとされているようで、今回私が購入した物においてはそういった不具合はありませんでした。
説明書が分かりづらい
びっしり書き込まれたこの説明書、しっかりと使いこなそうとすれば読み込まないと全ての操作方法は分かりません。ふんだんに機能を詰め込んでいるので仕方ないのかぁとは思いますが、もっと直感的操作ができればとも思いました。
長時間使うと熱がこもる
口コミを調査していて知ったことですが、台となる部分に熱がこもるというもの。これは意外なところがとは思ったのですが、ちょうど長時間使っていたので実際に触れてみました。すると本当に土台の左側が熱をもっています。右側は全く熱は感じませんが左側がなぜか熱がこもるようです。
どうしても高さがあるので冷気を上に押し上げるには不向き
ファン頂上が最低約70㎝あります。人が寝そべってもまだ余るほどの高さ。冷たい空気は重くなるので床付近に滞在します。確かに最低この高さからしか風が送れないとなると冷気を押し上げるには不向きのようです。エアコンと併用して2部屋で使う場合や2階に冷えた空気を送る場合には効率は悪くなります。
ただ逆に暖房との併用であれば問題はありません。暖められた空気は軽くなり天井付近の溜まります。その場合は天井に向けてサーキュレーターの風を送るので有効と言えます。
アロマ機能に期待し過ぎた、容器のマグネットが弱すぎ(HM702Aのみ)
この小型のアロマディフューザーは磁石でくっつけます。その場のままで使うなら問題はありませんが、移動させたときや床に置いた時にぽろっと落ちたりしました。もう少し磁力の強いものが欲しいところです。
ただし、新型EPCF704では改善されており、ユーザーの声をしっかりと聴いてくれているようですね。
Epeios 除菌サーキュレーターHM702AとEPCF704の良い口コミ
さてここまで読み進めた方は「なんだか良くないのでは?」と頭に暗雲が立ち込めてきたかもしれませんね。でもタイトル通りガッツリのレビューなので・・・(”◇”)ゞ
でもでもAmazonや楽天での評価で星4.3を獲っているその実績と評判はこれから!それでは「Epeios 除菌サーキュレーターHM702A」の良い口コミを見ていきましょう。
思っていたよりコンパクト
まず最初に商品を取り出した時に思いました。ファンが小さくてスリム!予想よりもコンパクトでした。普通のサーキュレーターと並べてもスリムなのが分かります。
扇風機と比べるとなおさらよく分かりますね。
静音性も高かった
実際に騒音値を計測してみましたがMAXの風量にするとそこそこの数値になりますが、他社のサーキュレーターと比べるとかなり静音でした。「最小風量でこれだけの騒音値です!」とまぁよくありますが、ホントに知りたいのがMAX時ですよね。
後で述べますがパワーは驚くほどあります。それでもって静音とは言わずともうるさくないと感じるサーキュレーターはそうそうありません!
試しに1階のリビングで家族が映画を観ている時にこっそりとMAXの風量にしてみましたが、誰も1人うるさいとは言わなかったほどです。
パワーがしっかりとあり、風が結構な距離まで届くので大変満足
これが1番驚いたことです。Epeios 除菌サーキュレーターHM702Aを至近距離から風速を計測したら最大瞬間風速が8.2m/sをマーク!風速がイコール風量ではありませんが少なくとも初速は満点です!
羽根が15㎝(当ブログ測定値)なので全体的な風量はどうしても羽根のデカいタイプには負けてしまいますが、それを差し引いてもパワーは凄いものです。
ちなみに至近距離に顔をもってくるとまるで暴風です。息がしづらく耳にあたる風の音が凄いことになっています。よくテレビで見る暴風時にあるレポーターの気分です。
風の到達距離はなんと32mもあります。これはおそらく日本では最長距離(※①)ではないかと思います。計測方法が統一されているわけではないので、メーカーさんよっては値は変わってくるので他社と比較は難しいですが、それでもこれは脅威の数値です。
ただ距離を取って(約6.5m)再度風速を測定したところ他社の到達距離26m級とほぼ同じでした。
※①その後の読者の方から連絡があり、なんと風の到達距離が35mもある機種があることが判明しました。即購入して試してみたので参考にどうぞ。
■参考記事:【レビュー】50畳対応サーキュレーターPCF-DC23-Wを徹底解剖!
室内温度に合わせて風の強弱を調整してくれるの機能が便利
Epeios 除菌サーキュレーターHM702Aには4つの送風モードがあります。
通常風モード:設定した風量で連続運転
自然風モード:風量を自動で変化させ、自然風のような送風を提供
おやすみモード:自動で風量1まで段階的に下げ、最終的に静かなそよ風の風量1で連続運転
エコモード:室温に合わせて自動で風量を調整する、効率的で無駄のないエコな運転
このうちのエコモードを設定すると自動で風量を調整してくれるのでとても便利です。エアコンとの併用時におすすめです。
首振りの変な動作音もなくスムーズに動く
よくある不具合が首振り時にカタカタと音が鳴る、首が振らなくなったという事例です。Epeios 除菌サーキュレーターHM702Aはどうでしょうか?動画に収めてみました。
このように動作音もスムーズで不具合はありませんでした。あと他社製品でもそうですがファンの位置を変えるときは手動でやってはいけません。壊れます!必ずサーキュレーターの首振り機能で行いましょう。
室温が分かるパネル表示は便利
待機電力にしておけばいつもすぐにその周辺の温度が分かってとても便利です。できれば湿度も表示してくれるともっとありがたいですね。
保証期間が18か月と長いので助かる
メーカー保証期間が18か月と長めにしてくれています。これはほんと助かりますね。サーキュレーターの需要が最も多いのが6月から7月の上旬の「これから暑くなるぞ!」という時期です。でも保証が1年だと次の年の「これから暑くなるぞ!」という肝心な時に壊れるともう保証期間が過ぎてしまっています。全てのメーカーさんは最低これぐらいにして欲しいものですね。
アロマケース(アロマディフューザー)付きなので香りも広がる
さきほど悪い口コミでは磁石が弱くて移動時に落ちてしまうとありましたが、やはりあると便利です。これは機能というよりむしろGOODアイデアですね。
数滴たらして設置するだけでアロマの香りが広がっていくのがとても心地いいです。ちなみアロマディフューザーについては取扱説明書には一切書かれていません。旧モデルにはなかったのでそのままの取扱説明書を使っているからかもしれませんが。
キャットハウスへとアップサイクルが可能なエコなパッケージが気に入った
これも取扱説明書に一切記載がなく知らずのままの方もいるかもしれません。同じくこれも旧モデルにはなかったエコ・パッケージです。サステナブルな社会を目指して、環境問題への取り組みも実施していますよというメーカーさん姿勢の表れですね。
使いたい時にさっと携帯でリモコンと同じようにできるのは便利(EPCF704のみ)
IOT対応のEPCF704ならではの便利さです。
ペアリングをして設定すれば、出先からでも操作ができるので便利です。
そのため、ペットがいる方にも好評のようです。
Epeios(エペイオス)HM702AとEPCF704のスペックの比較
ここで、Epeios(エペイオス)HM702Aと新型の【IOT対応】EPCF704のスペックを比較してます。
ブランド名 | Epeios(エペイオス) | Epeios(エペイオス) |
型番 | HM702A | EPCF704【IOT対応】 |
カラー | ホワイト | ホワイト |
分解レベル | 工具必要 前面ガードと羽根まで可能 |
工具不要 前面ガードと羽根まで可能 |
羽根のサイズ | 約15㎝(当ブログ測定値) | 約15㎝ |
到達距離 | 最大32m | 最大32m |
対応畳数 | 24畳 | 24畳 |
風量 | 12段階 | 12段階 |
静音 | 最小22dB-最大50dB | 最小20dB-最大50dB |
高さ調節 | 約70~90cm / 6段階 | 約70~90cm / 6段階 |
ファン可動域 | 左右自動: 90°/60°/30 上下自動:100° |
左右自動:90°/60°/30 上下自動:90° |
運転モード | 4モード搭載 通常/自然風/おやすみ /エコモード |
5モード搭載 通常/自然風/おやすみ /エコモード/マイモード |
タイマー機能 | オン・オフタイマー搭載 (ともに最長12時間) |
オン・オフタイマー搭載 (ともに最長12時間) |
その他機能 | 室内除菌機能、室温感知機能 風速自動制御機能 |
室内除菌機能、室温感知機能 風速自動制御機能 IOT対応 |
電力 | 35W | 35W |
電気代※35W時 | 約1.08円(1時間あたり) 約260円(1日8時間 30日使用時) ※1kWh単価31円 |
約1.08円(1時間あたり) 約260円(1日8時間 30日使用時) ※1kWh単価31円 |
本体サイズ(㎝) | 高さ71.2~90×奥行き30×幅25.5 | 高さ71.2~90×奥行き30×幅25.5 |
本体重量 | 約 2.92kg | 約3.2kg |
梱包サイズ(㎝) | 高さ75.5×奥行き33.2×幅33 | 高さ75.5×奥行き33.2×幅33 |
コード長 | 約180cm | 約180cm |
付属品① | 専用リモコン ボタン型電池 CR2025 1個付属 |
専用リモコン ボタン型電池 CR2025 1個付属 |
付属品② | アロマケース、取扱説明書 | アロマケース、アロマパッド×5 取扱説明書 |
電源 | AC100V, 50/60Hz | AC100V, 50/60Hz |
発売日 | 2021年8月10日※旧モデル 2021年5月5日 |
2024年5月13日 |
価格 | 13,980円(税込) | 15,950円(税込) |
HM702Aと新型のEPCF704ともに基本性能、消費電力や電気代は変わりません。
主に異なる点として新型EPCF704は、
- 工具不要で、前面ガードと羽根まで分解が可能
- 静音性が増している
- 重量が少し重くなった
- IOT対応となりスマホで操作が可能になった
- 価格がアップした
などがあります。
中でも、IOT対応となりスマホで操作が可能になった点が大きいでしょう。
そのため、スマート家電を取り入れた方におすすめとなっています。
Epeios 除菌サーキュレーターHM702Aの電気代
Epeios 除菌サーキュレーターHM702Aの電気代をまとめました。
「エコモード」を1日8時間使用した場合の電気代は
- 4Wで約0.864円(室内20℃以下での使用時)
- 消費電力25Wで約5.4円(室内30℃以上での使用時)
「自然モード」を1日8時間使用した場合の電気代は
- 消費電力12Wで約2.59円
「通常モード」を1日8時間使用した場合の電気代は
- 消費電力28Wで約6.048円(最大風量での使用時)
- 消費電力35Wで約7.56円(最大風量+すべての機能使用時)
たとえ「最大風量+すべての機能使用時」を1日8時間使用で1ヶ月間(30日)使っても電気代は約230円となります。
と一見お安く感じますが、夏の暑さが最盛期の時はエコモードでも室内30℃以上で25Wということなので、20W前後の消費電力となります。これを適応畳数30畳の他社のDCモータータイプのサーキュレーターと比べてみるとほぼ変わらないレベルです。
要は無駄のない風量調整をこまめに自分でするか、機械にお任せするかの違いです。とは言えあればかなり便利ですので、色々な機能ある中でも一番重宝しています。
Epeios 除菌サーキュレーターHM702Aの除菌機能
Epeios 除菌サーキュレーターHM702Aの除菌機能は3つです。
- 除菌機能:ウイルスを最大99.99%除菌する機能
- イオン機能:マイナスイオンを発生させ、快適で心地の良い環境の実現を期待できる機能
- ホルムアルデヒド除去機能:シックハウス症候群の一因とされるホルムアルデヒドを低減する機能
左からホルムアルデヒド除去機能、除菌機能、イオン機能となっています。写真は全ての機能をONにした状態です。ONにするとアイコンがデジタル表示されます。
これもEpeios 除菌サーキュレーターHM702Aを購入した動機の一つです。目に見えないものなので口コミを見てもさすがに効果あり!と言っている方はいません。しかしながら昨今の世界の環境情勢を考えたときに身の安全に役立つ機能と言えます。
これは微生物研究所のよる検査報告です。2019年5月19日資料ですがこれによると・・・
30㎥の空間で除菌モードを使用した場合、1時間で80%の雑菌が除去され2時間で除菌は完了します。室内の99.9%以上が除去されています。またホルムアルデヒド除去機能も搭載しているのでかなり有効だと言えます。
我が家では1階のリビングにサーキュレーターは2台置いており、そのい1台をEpeios 除菌サーキュレーターHM702Aが担ってくれています。
除菌をメインにしても年中使えるサーキュレーターとして、その存在は大きいものがあります。
Epeios 除菌サーキュレーターHM702Aの掃除方法
Epeios 除菌サーキュレーターHM702Aの掃除の方法は簡単です。
※新型EPCF704は、工具は必要ありません。
①ドライバーを使ってファンガードの下部にあるネジを緩めます。ファンは左回りで外れます。
②ファンに中心にある丸い留め具を手で緩めます。今度は時計回り(左回り)です。
③留め具が取れたらファンを真っ直ぐに引き抜きます。
④硬く絞った柔らかな布巾で綺麗に拭き上げます。
⑤注意点としてモーターの軸の部分には髪の毛やごみ埃付着するのでしっかりと取り除いてくだいさいね。放置していると確実に故障の原因になります。
⑥ファンを磨いてあげてお掃除は完了!あとは元通りにしてあげるだけです。お手入れの時間は数分程度で完売します。ネジが面倒な方もいるかもしれませんが、Epeios 除菌サーキュレーターHM702Aのネジはかなり外しやすかったですよ。
Epeios(エペイオス)HM702AとEPCF704は買って損しない?
さて今までのレビューはどうだったでしょうか?かなり辛口になってしまったと思いますが、購入してからこんなはずじゃなかったとならないようにかなり詳細にレビューしたつもりです。
Epeios 除菌サーキュレーターHM702Aはとにかく瞬間最大風速がヤバイです。至近距離で顔を近づけた時のあの感覚は他にないです。また風の到達距離(メーカー公表値)もピカイチでありそのパワーに驚くはずです。口コミで風が弱すぎという方もいましたが、じゃこれ以上のサーキュレーターが家庭用であるのか?と聞きたいぐらいです。
そして除菌機能です。やはり目に見えないものなので効果ははっきりとは感じませんが、今を取り巻く環境においてあれば便利で安心です。付加価値として十分!
最後はアロマディフューザー機能。お好み香りをチョイスして広がる香りが堪能できるのも嬉しいですね。とてもいいアイデアだと思います。
さてデメリットもしっかりとレビューしてきましたので、それらに不満を感じそうであれば購入は避けた方がいいでしょう。でもそれらを差し引いても「この商品はいいなぁ」と思える方!
結論!「Epeios 除菌サーキュレーターHM702Aは買いです!」
また、スマート家電を取り入れたい方は、新型EPCF704をおすすめします。
ただとても人気商品のため在庫切れのあります。気になる方は販売サイトで商品の詳細等を確認してみてくださいね。
Epeios 除菌サーキュレーターHM702AとEPCF704の口コミのまとめ
最後に、今回の口コミをもう一度掲載しておきますね。
レビューした感想を一言でまとめるなら「パワー溢れる多機能だらけのサーキュレーター」です。ご家庭に1台あってもいいのではないでしょうか?
これで今回の記事は終了です。長々と最後までお付き合いくださりありがとうございました!
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