国内・海外においてシリーズ累計販売台数が1,500万台を突破!2020年に1,000万台に到達後、わずかその後1年間でなんと500万台を売り上げた超人気商品がアイリスオーヤマサーキュレーターです。
その中でも「サーキュレーターアイシリーズ」はダントツ人気!
特にDCモデルは種類も多く、型番が「PCF○○」と続くシリーズは特に多いのも特徴で、様々な機種がラインナップされています。購入時には迷いに迷ってしまう方も多いようです。
でもこのシリーズに適応畳数がなんと50畳対応というとんでもない性能を持つサーキュレーターがあるのをご存知でしょうか?
今回は2022年に販売された新型のPCF-DC23-Wを早速購入しましたので、その性能や特徴や機能を徹底解剖します!
アイリスオーヤマ サーキュレーター PCF-DC23-Wを徹底解剖
先の結論から言うと、アイリスオーヤマサーキュレーターPCF-DC23-Wはズバリ買いです!
では実際にどんな点が良かったのか、惜しいなぁと思ったことも含めて紹介していきますね。
アイリスオーヤマ サーキュレーター PCF-DC23-Wの性能を体感する
まずはPCF-DC23-Wは適応畳数が50畳!その風の到達距離はなんと35mというとんでもない距離です。アイリスオーヤマはサーキュレーターアイシリーズで「スパイラルグリル」という特殊な構造を開発しました。
この開発により一気に直進性が増し、風の到達距離を伸ばすことになります。PCF-DC23-Wでもその技術が活かされこれほどのスペックを実現されています。
では実際はどのなのか?試してみます。
PCF-DC23-Wを至近距離の瞬間最大風速を計測したところ6.4m/sをマーク!(当ブログ測定値)。これはもの凄い風です。この猛烈な勢いの風は顔を近づけると息がしづらくなるほどで、皮膚の表面温度も一気に奪います。
ちなみにこちらは過去アイリスオーヤマのサーキュレーターで最も数値が大きかったPCF-SDC18Tと比較してみました。こちらとほぼ同数値だとお分かり頂けるでしょう。
この2機種の見た目の大きさの違いはこんな感じです。瞬間最大風速が同程度であれば後は羽根の大きさがポイントとなります。
過去アイリスオーヤマのサーキュレーターで最も数値が大きかったPCF-SDC18Tの羽根のサイズは18㎝です。一方、今回のレビュー機種のPCF-DC23-Wの羽根は一回り以上大きい23㎝もあります。
このクラスになると2部屋に風を送るのも全くもって余裕です。エアコンとの併用時も抜群の効果を発揮します。
またロフトでは2台使うとこのように効果が上がりおすすめですが、これはあくまでも普通性能レベルのサーキュレーターでの話。
ハイエンドモデルとも言えるこのアイリスオーヤマサーキュレーターのPCF-DC23-Wであれば、実際にロフトに送風したところ下のフロアに設置しただけで十分な快適さを感じました。
さすが適応畳数50畳もあるだけあって余裕の性能です。もう2台も必要ないです!
アイリスオーヤマ サーキュレーター PCF-DC23-Wのスペック
メーカー | アイリスオーヤマ |
型番 | PCF-DC23-W |
カラー | ホワイト |
羽根のサイズ | 23㎝ |
到達距離 | 35m |
対応畳数 | 50畳 |
瞬間最大風速 | 6.4m/s(当ブログ測定値) |
風量 | 公表値記載無し |
静音 | 公表値記載無し |
ファン可動域 | [横方向](60°・90°・120°)[縦方向]最大60° |
運転モード | 連続(10段階)・リズム(3段階)・強制撹拌 |
タイマー機能 | 入タイマー/切タイマー(2、4、8時間) |
電力 | 35W |
電気代※35W時 | 約227円(1日8時間 30日使用時) |
本体サイズ(㎝) | 幅約31.2×奥行約27.5×高さ約40 |
本体重量 | 約3kg |
梱包サイズ(㎝) | 幅約31.2×奥行約27.5×高さ約40 |
梱包重量 | 3.82kg |
コード長 | 約1.5m |
付属品① | リモコン(赤外線方式・電池品番:CR2025)) |
その他 | リモコン収納スペース有り |
その他 | 背面ガードまで取り外し可能 |
電源 | AC100V 50Hz/60Hz |
発売日 | 2022年5月頃 |
価格 | 20,690円(公式サイト価格) |
PCF-DC23-Wの基本的な機能はサーキュレーターアイシリーズと同じです。大人気の上下左右首振り機能はもちろん、リモコン付きでタイマー機能、リズム送風、強制撹拌モードと多彩な機能が搭載されています。
アイリスオーヤマ サーキュレーター PCF-DC23-Wの気に入ったところ
次に紹介するのは、PCF-DC23-Wの気に入ったところです。それがこの3つです。
■背面ガードまで外して分解が可能なので丸ごと洗える
■リモコンがしっかりと収納できる
■パワフルなのにコンパクト
それらを一つ一つ見ていきましょう。
背面ガードまで外して分解が可能なので丸ごと洗える
まず一番気に入ったのが、PCF-DC23-Wは背面ガードまで外して水洗いができるところです。1ヶ月も使っているとどうしても汚れやごみ埃がファンやカバーなどに付着します。
特に回転軸には思っている以上に髪の毛などが絡みつき、そのまま放置していると故障の原因にもなります。機種によってはファンさえ外せないものがあり、正直そのような機種は避けるべきです。
PCF-DC23-Wはこのように分解ができるので、掃除が行いやすく大変便利です。
前面ガードは工具なしで簡単に開けることができます。
4か所あるつめの部分を指で押し込むだけです。
上部の2つのつめ、そして下部にある2つのつめを両手で順番に外すとスムーズに外せます。
背面ガードは少し手間が掛かりますが5つのネジをドライバーを使って外していきます。
そのうち2つのネジは奥まったところにあるので、ネジ山がなめないように注意が必要です。残ったファンは簡単に手で外せます。
作業時間は5分ほどで、慣れるともっと早くできますが少し手間は掛かります。でも残った本体以外の前面・背面ガードとファンを綺麗さっぱりと水洗いできるので、その点はやはり魅力だと言えます。
ちなみにアイリスオーヤマのサーキュレーターアイシリーズには、ここまで分解ができるものはありません。さすが新型というところでしょうか。
サーキュレーターアイシリーズが気になる方はこちらの記事もご覧ください。
リモコンが収納できる
地味なようですがこのようにリモコンの収納スペースがあるのは嬉しいところです。付け加えるとしっかりとリモコンが収まるので、何かの拍子で取れる心配もほぼないほどの装着感がありました。
またリモコンの収納スペースは持ち手の部分にあたりますが、装着したままでも持ち運びに支障はなく、逆に持ち手を深く作ってくれているので安定感があります。
パワフルなのにコンパクト
アイリスオーヤマ サーキュレーター PCF-DC23-Wは適応畳数が50畳です。でもそれだけ聞くと、とんでもなく大きいサイズと思いではないでしょうか。なにせ50畳対応です、あまり大きいと置き場所に困るかもと心配していましたが、実際は性能から想像するよりもずっと小さいサイズでした。
PCF-DC23-Wのサイズは幅約31.2㎝×奥行約27.5㎝×高さ約40㎝。一方コンパクトサイズの代名詞とも言うべき、サーキュレーターアイシリーズのPCF-SC15Tのサイズは幅約21㎝×奥行約21㎝×高さ約29㎝で、例えるならA3サイズとA4サイズの違いです。
さらにPCF-SC15Tのワンサイズ大きいPCF-SDC18Tと比べるとこんな感じで、ちょっとPCF-DC23-Wの方が大きい程度。PCF-SDC18Tは30畳対応なので、それと比べると50畳対応のPCF-DC23-Wは思っていたより小さくコンパクトにまとまっています。
ちなみにこれは他社のハイエンドモデル。両機種とも45畳対応ですが、この2機種の方がずっと大きいことが分りますね。
横に並べるとその差は歴然です!
以上のことからPCF-DC23-Wは、適応畳数が50畳というパワフルな性能を持ちつつもコンパクトにまとまった機種と言えます。
アイリスオーヤマ サーキュレーター PCF-DC23-Wのデメリットや惜しいと思うところ
さてここではPCF-DC23-Wを使ってみてデメリットに感じた点や惜しいなぁと感じた点を紹介します。メーカーさんへの要望とも言えます。
縦の首振り機能は上下90°にはできない
PCF-DC23-Wは縦の首振りが垂直の90°まで上げることができません。限界は60°です。アイリスオーヤマのサーキュレーターアイシリーズでは縦首振りの角度が65°や75°もありますが、こちらは調整できる範囲が狭くなっています。
垂直の90°までファンを向けれないので、吹き抜けやロフトの上階に送りたい時に不便を要する場合があります。例えばロフトの場合、間取りや構造によってはある程度角度がないと上階に風が送れないケースがあります。
限界角度が60°というのはちょっと物足りない気がします。
操作パネルのライトや操作音が消せない
PCF-DC23-Wは操作パネルのライトや操作音は消すことができません。操作音はともかくライトは消せるようにして欲しいと思います。「モード」ボタンを長押しで光を減少させることができますが、完全に消灯にはなりません。
折角の多機能なのに惜しいなぁとは思いますが、就寝時にこうした光が気になる方は避けた方がいいでしょう。
メーカーさんの配慮がもう少しあればと残念なところでした。
アイリスオーヤマ サーキュレーター PCF-DC23-Wの良い口コミと悪い口コミ
ここでは実際の使用者の意見を聞いてみましょう。ただまだ販売から日も浅いためか多くの情報がなくおまけに悪い口コミが見当たりませんでした。(^^;
そのため確認できた数件のみの口コミとなります。
室内の温度が均一になってる様に思います。今までは扇風機で攪拌していました。でもこのサーキュレーターに変えてからはエアコンを2台運転していたところある程度冷えたら1台だけで運転しているだけで充分だと思っております。
優しい風から強い風まで設定できます。以前使用していたサーキュレーターより適応畳数が上がりましたが想像していたより静かに運転します。送風から空気循環まで多様性があり大変満足です。
ファンの径が小さいように思えたので、風力が弱いのかと思いましたが、かなり強力でした。
とても良いの一言です!36畳のリビングで使用しています。静かです。風量設定は10段階できとても良いです。
Amazonで業務用と記載があり、家庭で使うのはどうだろうかと悩みましたが買って正解でした。50畳対応とあったのにとてもコンパクトで、全然家で使える大きさでした。音も風量が最大でなければそれほどうるさく感じないレベル、風がとても強力でエアコンとの併用で電気代も削れそうです。
以上このように満足されている方の意見が多く寄せられている状況です。
PCF-DC23-Wを購入しないほうがいい人とは?
今回のレビューで分かったことを踏まえ、PCF-DC23-Wを購入しないほうがいい人をまとめました。
■とくかくコンパクト!極力小型なサーキュレーターが欲しい人
■とにかくシンプル!不必要な多機能は求めず、ただ純粋なサーキュレーターが欲しい人
■とにかく光に敏感!少しの明かりにも敏感に反応して眠れない人
■縦の首振りが60°以上必要な人、サーキュレーターを真上に向けて使用したい人
この中の1つでも該当する方は、購入を避けたほうがいいでしょう。
こんな方にPCF-DC23-Wはおすすめ!
■とにかくパワー重視!オフィスでも使える強力なサーキュレーターが欲しい人
■とにかく多機能!入切タイマーはもちろん上下首振りとなんでも欲しい人
■エアコンと併用して使用!2部屋に風を送り効率良く空調を整えたい人
■ロフトを快適にしたい!サーキュレーターを2台購入する予定の人
上記の内容に当てはまる方には、ピッタリなサーキュレーターです。コンパクトではありませんが、決して大きいわけではありません。
パワフルなのにコンパクトにまとまっています。適応畳数が50畳ではありますが、6畳ほどの部屋にも十分に置ける大きさです。
サーキュレーターを選ぶ時のコツは、「ちょっと大きめ」がポイントです。
アイリスオーヤマのサーキュレーター PCF-DC23-Wは余裕の性能がありますので、20畳~30畳ほどのリビングなら抜群の性能を発揮します。
サーキュレーターの購入を検討されている方は、選択肢に入れてみてはどうでしょうか。
Amazonならプラス1,370円で【5年 事故保証プラン】が付けられます。これはメーカー保証と同等の保証内容に加え、落下、水没等の事故による故障にも対応しているものです。その期間がなんと5年もありますので安心ですよ。ちなみに私もこの保証プランを付けて購入しました。
以上で今回の記事は終了です。最後までお付き合い頂きありがとうございました。
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