Amazonでサーキュレーターを探したことがある人なら一度は見かけるであろうAmazonベーシックサーキュレーター8畳用(型番:FT19-16AB-JP)。
めっちゃくちゃ安くて気になりますよね。
実はこれ!過去50台以上サーキュレーターを試してきた筆者の中では、過去一安い商品なんです。かなり安いと言われるコンパクトなUSBタイプよりも、さらに安く驚きの価格です。
早速、気になって購入したところ、
パワーだけならUSBタイプどころか日本の有名メーカーと比較しても引けを取らない、いやそれ以上のスペックに驚く始末。
ただし、上下首振りは手動、左右首振りはしないと無駄をそぎ落とした仕様です。
さらに調査すると過去の買った商品とほぼ同じスタイルや性能で、おそらくある会社のODMだと推測!
今回はレビューと同時に、気になった口コミ評判は本当なのかどうかをお伝えします。
Amazonベーシック サーキュレーター8畳用 FT19-16AB-JPの口コミ評判

Amazonベーシック サーキュレーター8畳用のレビューを交えながら、良くも悪くも真実をガッツリと紹介します!
Amazonベーシック サーキュレーター8畳用の悪い口コミ評判
パワー不足で物足りない

「パワー不足で物足りない」や「風量が弱い」という口コミ評判ですが、正直私もこれを懸念していましたが、実際に使用した結果それは感じられませんでした。
Amazonベーシック サーキュレーター8畳用の3m最大風速(m/s):風量ポイント8.3 | ||
0.8 | 1.0 | 0.8 |
1.0 | 1.5 | 1.1 |
0.6 | 0.9 | 0.6 |
測定値でいえば、Amazonベーシック サーキュレーター8畳用の最大瞬間風速は4.7m/s、3m先風量ポイント8.3ポイントでした。※当サイトオリジナル測定値で3m先の9箇所の風速合算値
まず風速は、同じ8畳用として有名なアイリスオーヤマのPCF-HD15シリーズや山善のYAS-AFKW15シリーズよりも劣りますが、3m先風量ポイントはそれ以上あり、実際に力強く感じます。


これは羽根径が約18㎝もあり、先ほどの2社のサーキュレーターの羽根径15㎝よりも上回ることが、風量の差です。
ですので、チープだと言って風量が弱いということはありません。
むしろ一般的な8畳用をお使いの方なら十分に満足できるレベルです。
作動音が思った以上にうるさかった

これは風量MAX(3段階目)ですが、ややうるさいレベルでした。
Amazonベーシック サーキュレーター8畳用は、人によっては「うるさい」と感じるでしょう。
ただ、色々とサーキュレーターを試してきた身で言えば「許容範囲」。
空気循環でいえば最初だけMAXです。
最初の数分は十分に耐えられるし、加えていうとMAXのままでも耐えられます。

それでも音に敏感な方は、風量中(2段階目)と風量弱(1段階目)が静かでおすすめです。風は弱くなりますがとても静かです。
スイッチの仕様が、オンの場合は3→2→1となっており慣れない

日本の一般的なサーキュレーターをお持ちの方は使い慣れていないので、このような「オンの場合は3→2→1」という仕様はとどまってしまうでしょう。
日本人の美学かもしれませんが、最初に風速MAXだとうるさいと周りの方にも迷惑がかかるという気持ちにもなりますね。
ですがサーキュレーター発祥の地のアメリカ、それも最初に開発したボルネード社は同じ仕様になっています。
Amazonベーシック サーキュレーター8畳用は、あくまでも空気の循環が役目です。まずは強風で空気を動かします。
最初に風量がMAXにくるのは、効率いい順番になっただけかもしれませんね。
3段階のスイッチが固く、本体を抑えてオフオンしないといけないので操作がやりにくい

これはこのとおり、真実以外のなにものでもありません。マジでスイッチが固くて操作がやいにくいです。

この記事で何度もオンオフしましたが、何度やっても片手で操作できず片方の手は思わず本体を抑えてしまいます。
おまけにレバーが小さいのでつまみにくいんです。
これは、Amazonベーシック サーキュレーター8畳用は安いからと割り切って使うべきでしょう。
説明書でネジの記載がなく、カバーを外すのにかなり手間取った
「説明書でネジの記載がない」これは半分本当で半分は間違っています。

これはネット取扱説明書ですが、これを見る限りネジのことは一切書かれていません。合っています!

でも、実際に同包されていた取扱説明書の中には、しっかりとネジに関する記載があります。
おそらく説明書がアップデートされたか、商品自体の仕様が変わったせいだと思います。
とにかく、最新版はネジの記載があります。
なので、半分本当で半分は間違っているわけです。
そして「カバーを外すのにかなり手間取った」これは本当!
先ほどのネジが一筋縄では外せません。
説明書とおりファンをたたいてもなかなか落ちてこないので困ってしまいました。
他の方も同様、掃除しようと分解する時に手を焼くのではないでしょうか。
でもご安心を!
後ほど分解の仕方とコツを掴んだのでお伝えしますね。
まさかの首振り機能が付いていないなんて思っていなかった

ちゃんと説明を見れば分かることですが、中には思い込みで「サーキュレーター=首振りする」と思っている方もいるようです。
Amazonベーシック サーキュレーター8畳用は手動です。それも上下だけです!
間違いないようにして下さいね。
また、首振り機能がないからとダメと思うのも間違いですよ。
参考記事≫サーキュレーターに首ふりは必要ないって本当?の真実!
タイマー付きを買うべきだった
これも最初に分かることですが、なかには購入してからやっぱりタイマー付きを買えばよかったと思う方もいます。
これには「スペック的な満足」という側面があるかもしれませんね。
でも方法はあります。
それはスマートプラグを使えば問題を解決できます。おまけにオンオフだけならリモートコントロールも可能です。
価格は1,400円からあるので買い替えるよりも安く済み、スケジュール管理もできます。
参考記事≫サーキュレーターをスマートプラグで簡単にスマート家電化する方法!
Amazonベーシック サーキュレーター8畳用の良い口コミ評判
操作は本体スイッチのみ、首振りなしですが性能は必要十分、なんといっても安価!

大半の方の購入動機ではないでしょうか、商品の価格の安さは。
今どき2,000円代は貴重ですね。
たとえセールがなくても2,400円、これでも十分に安いサーキュレーターです。
またスペックも悪くなく、むしろ価格以上でコスパは最高レベルです。
ただし、首振り機能が欲しい方には向いていません。
見た目は安っぽくて、タイマーも何も無い物理スイッチですが、こういうので良い!

これは正面の様子ですが、本当に何もありません。
タイマーやリモコンもなく、あるのは背面のスイッチのみ。
首振りもしませんが、パワーは十分、コスパは最高レベルです。
そのため、「(機能がなくても)これでいい」という口コミ評判が多いのもうなずけます。
機械式なのでスイッチを入れた状態で、タイマーで電源を入れれば回り始める
先ほど「タイマー付きを買うべきだった」でも述べましたが、これはスマートプラグで解決します。
その条件として、ダイヤル式や物理ボタン式のサーキュレーターを用意する必要がありますが、Amazonベーシックサーキュレーターは、バッチリ条件に合います。
口コミのように、スイッチを入れた状態で、タイマーで電源を入れれば回り始めますよ。
コンパクトで軽くて持ち運びも楽

販売サイトでは1.4㎏とありますが、実際は1.3㎏ちょっとでした。
これは軽い!

持ち手も深く指4本第一関節までグッと入るので、持ち運びも楽でした。
2部屋でエアコン2台をガンガン回していたけど、これがあれば1台稼働で部屋が冷えた

Amazonベーシック サーキュレーターは8畳用ですが、使ってみた感覚では12畳から14畳でも十分に風が届きます。
そのためエアコンの風を隣の部屋にも送れるので、2部屋でも効果があったようです。
Amazonベーシック サーキュレーター8畳用はZEPEAL DKS-20W のOEM商品かも
Amazonベーシック サーキュレーター8畳用の口コミや評判では書きませでしたが、「電響社のZEPEAL(ゼピール)DKS-20W のOEM商品かも」という興味深い意見がありました。
実は2016年にこの商品を購入しており、今も手元にあるので比較してみました。

どうですか?
①土台部分の形状が違うこと

②背面のスイッチが異なる

③前面ガードの裏面の形状が異なる

④底面の形状が異なる
と微妙が違いです。

ただし、横から見た場合後ろの出っ張りがないので、スリム化していることがハッキリと分かります。
ですがほぼ同じ製品だといえます。
決定的なのが、Amazonベーシックの前面ガードが、ゼピール社のものと交換できることです。


もう決まりと言ってもいいでしょう。
正確には、おそらくZEPEAL(ゼピール)が生産しているので、ODM生産だと思います。

どちらにせよ、Amazonベーシック サーキュレーターは約半分ほどの価格なので、コスパ最高レベルだということは変わりありません。
Amazonベーシック サーキュレーター8畳用 FT19-16AB-JPのスペック
Amazonベーシック サーキュレーター8畳用のスペックを当サイト実測値も入れてまとめました。
![]() | |
型番 | FT19-16AB-JP |
モーター | ACモーター |
価格 | 2,227円 |
カラー | ホワイト |
適応畳数 | 8畳 |
消費電力 | 35W(50/60Hz) |
電気代(1時間) | 1.08円 |
電気代(1か月※①) | 260円 |
羽根径 | 約18㎝ |
最大瞬間風速 | 4.7m/s |
10m先風速 | – |
風量ポイント | 8.3ポイント※当サイトオリジナル計測値 |
騒音値 | 約56dB |
左右首振り | 固定 |
上下首振り | 手動:90°(4段階) |
風量段階 | 3段階 |
リモコン | – |
切タイマー | – |
静音性 | 〇 |
その他特徴 | 工具必要:前面ガード、プロペラまで分解が可能 |
サイズ(幅×奥行×高さ) | 22.0×23.0×32.0㎝ |
コードの長さ | 1.8m |
重量 | 1.4㎏ |
保証期間 | 1年 |
説明書 | URL(公式サイト)、URL(当サイト) |
Amazonベーシック サーキュレーター8畳用の取扱説明書
Amazonベーシック サーキュレーター8畳用の取扱説明書の最新版がネットで見つけれなかったので、同包のものを掲載しますので、参考にして下さい。




日本語と英語で案内されています。
なお型番の「FT19-16AB-JP」は、ここから頂戴し掲載させてもらいました。
Amazonベーシック サーキュレーター8畳用 FT19-16AB-JPの分解清掃方法

Amazonベーシック サーキュレーター8畳用 FT19-16AB-JPの分解清掃方法は、ちょっとコツが必要です。
まず裏面の下部にあるネジを外します。


使用するプラスドライバーは1番(ネジの軸径2.0~2.9mm)です。
ほとんどのサーキュレーターは2番ドライバーで外せますが、2番だと太くて奥まで入らないのでネジを回せません。
長さは(軸長)は10㎝以上のものを使ってください。

ネジを回して緩めるて(結構すぐに緩みます)説明書を見ると、なんとファン部分をたたいてネジを落としすように記載されています。
一瞬「えっ!」
と思いましたが、ネジが外れないので従うことに。
しか~し!
なんどたたいても外れず、しまいにキズがつきそうなので止めました。

そこで試した方法がドライバーの持ち手の柔らかい部分で「コンコン」とたたいてやると、さっきまでの苦労が嘘のようにネジが「ポトリ」と落ちてくれました。
コツをつかんだ瞬間です。
これには慣れが必要ですが、傷つけないように慎重に行ってくだいね。

ネジが取れれば、あとは簡単!
前面ガードを時計と逆方向に回して外します。

ポッチがあるので、目印にしてください。

前面ガードを引き抜きます。

プロペラも同じく引き抜きます。

前面ガードとプロペラは丸洗い、本体と背面ガードは柔らかい布やハケで、埃や汚れを落としてください。汚れがひどい場合は中性洗剤を薄めて拭き上げましょう。

今回は3つのドライバーで試しましが、一番右の1番ドライバーが最適でした。

まとめ
今回に記事「Amazonベーシック サーキュレーター8畳用の口コミ評判は本当?」はいかがだったでしょうか?
色々と口コミ評判を紹介したり、実際の使用感をお伝えしましたが、
ぶっちゃけ首振りなしで一番安いサーキュレーターなら、これです!
コスパ最高クラスです。
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