「リモコンがない」
「操作がダイヤル式?」
などサーキュレーターをネットで探している時に「今どきなぜ?」と声を上げていませんか?
でも安心してください!
そんなアナログサーキュレーターが、スマートプラグを使えば簡単に最新のスマート家電として使えるのはご存知でしょうか?
実は、一見時代遅れに感じるアナログサーキュレーターがスマートプラグにはピッタリなんです。
サーキュレーターをスマートプラグでスマート家電化するには、次の2つをクリアすれば大丈夫です。
- ダイヤル式や物理ボタン式のサーキュレーターを用意する
- スマートプラグを用意する
ただし、
- 電源のオンオフの操作のみです。(細かい調整はできません)
※ダイヤル式や物理ボタン式なら首振りは維持しますよ。 - スマートプラグ代(1,600円から2,000円ほど)が必要
でもスマートプラグのアプリを使いこなすと
- 入切りタイマーができる
- スケジュール管理ができる
- ワットチェッカーにもなる
- 複数台を同時に操作ができる
など外出先でも遠隔操作ができます!
さらにAmazon AlexaやGoogle Assistantにも対応なら、音声操作もできるので超便利です。
この記事では、
- スマートプラグでできること
- TP-LinkのTapo P110Mを繋ぐ方法
- おすすめのスマートプラグ
- おすすめダイヤル式アナログサーキュレーター
など紹介しますね。
サーキュレーターをスマートプラグでスマート家電化してできること

サーキュレーターをスマートプラグでスマート家電化して、できることを以下にまとめました。
- 入切りタイマーができるようになる
- スケジュール(使用する時間)管理ができるので節電できる
- 電力モニター搭載ならワットチェッカーにもなるので消費電力が見える化できる
- 複数台を同時に操作ができる
- 音声操作が可能にもなる
もちろん遠隔操作が可能です。
入切りタイマーができるようになる

入タイマーの機能が付いているサーキュレーターは少ないですが、スマートプラグでスマート化すればこのように入切りタイマーの両方が可能になります。
スマートプラグの種類によっては、同時設定ができなく入切りタイマーの片方のみしかできない場合もあります。
今回使用したTP-LinkのTapo P110Mは、できないタイプでした。
スケジュール(使用する時間)管理ができるので節電できる
スマートプラグの種類によっては、同時設定ができない場合もありますといいましたが、そんな時に役立つのがスケジュール機能です。

スケジュール機能の使い方は簡単!
「スケジュール」→「+」→「設定時間、設定曜日、オンの選択」→「保存」で毎日の入りタイマーの設定が完了。

「スケジュール」→「+」→「設定時間、設定曜日、オフの選択」→「保存」で毎日の切りタイマーの設定が完了です。
今回は毎日9時から15時までサーキュレーターが稼働するように設定しました。
夏場なら部屋干しの洗濯物が乾いてくれる時間です。
このように自動で行ってくれるので、毎日のルーティンワークにも最適です。消し忘れたなどの無駄な電気も省けますよ。
電力モニター搭載ならワットチェッカーにもなるので消費電力が見える化できる

スマートプラグの多くはアプリでワットチェッカーにもなります。
これがとても便利!
ワットチェッカーはアプリなしで約2,000円ほど、アプリありなら5,000円~7,000円ほどします。
それが約2,000円ほどのスマートプラグなら機能の一部として備わっています。
コスパ抜群ですね。
ただし、電力モニター搭載にスマートプラグ機種のみです。
複数台を同時に操作ができる

スマートプラグなら複数台の操作が一括で操作できるようになります。
ただ、3台4台とサーキュレーターをお使いになるご家庭はあまりないので、加湿器や除湿機、照明機器など同時操作したい時に便利です。
ただし、スマートプラグはその分必要になりますよ。
音声操作が可能にもなる

スマートプラグは、AlexaやGoogle Homeに対応したものがほとんどなので、それらと連携すれば音声操作が可能です。
私の場合は「Tapoアプリ」+「Google Home」+「Google アシスタント」を連携して音声操作を可能にしました。
デバイス名を①メインサーキュレーター、②サブサーキュレーターにしたので、
- 「メインサーキュレーターをオンにして」
- 「サブサーキュレーターをオフにして」
の音声でそれぞれコントロールができます。
また、
- 「サーキュレーターをオンにして」
と言えば2台同時の操作も可能です。
ただし、これにはスマートスピーカー が必要になります。今回はGoogle Nest Miniを利用しました。
なお音声操作の方法はここでは割愛させていただきますが、使い方は以下を参考にしてくださいね。
サーキュレーターをTP-Link スマートプラグ Tapo P110Mで繋ぐ方法

さてサーキュレーターをスマートプラグに繋ぐ例として、TP-Link スマートプラグ Tapo P110Mを使ってみます。
手順は、スマートプラグのアプリをインストールすることから始まります。
Apple App StoreやGoogle Playからダウンロードできますので、スマホに合わせてお選びください。

ダウンロード後、アプリを開いたらまずTP-LinkのIDを作成します。
次にデバイス(スマートプラグ)を登録するために、画面右上の「⊕(プラスボタン)」を押します。

「プラグ」→「Tapo P110M」と進めて、同意書をよく読んで納得なら「同意」します。
いよいよスマートプラグTapo P110Mの登場ですが、これをWi-Fiが届く範囲に設置して電源を入れます。
すると本体横のスイッチボタンのランプが、オレンジと青に点滅するので次に進めます。
スマートプラグTapo P110Mを自動で探してくれるので、その後はデバイスに名前と付けてアイコンを選べばほぼ完了です。

あとはホームウェアーのアップデートがあるので指示に従ってください。
スマートプラグTapo P110Mの準備が終わったなら、サーキュレーターのコンセントを差し込みましょう。

さぁ!これでダイヤル式などのアナログサーキュレーターがスマート家電化しましたよ。
サーキュレーターをスマート家電化するおすすめのスマートプラグ
サーキュレーターをスマート家電化するおすすめのスマートプラグを厳選して3つ紹介します。
SwitchBot スマートプラグ プラグミニ

2022年9月には日本国内での利用者数は100万世帯、累計販売台数は300万台を達成し、国内売上No.1に認定された製品がSwitchBot スマートプラグ プラグミニです。

BluetoothとWi-Fiに対応しており、デバイスの追加と操作がよりスムーズ。AlexaやGoogle Homeなど複数のスマートスピーカーとも連携が可能ですので外出先からでも遠隔操作可能です。
Power/Energyチップ搭載で家電の状態が可視化、家電の消費電力などを統計できるので節電にも役立ちます。
また安全面では、「過負荷保護装置」、「感電防止設計」、「750℃高温難燃性素材」という機能があり、家電の電流値が15Aを超えたら自動でオフするなど発火対策も優れています。
スケジュール管理やアクション設定もお手の物で、きっと好みにカスタマイズできるでしょう。
SwitchBotなのでスマートプラグ プラグミニだけでなく、照明や掃除機、カメラやサーキュレーター、ドアロックや加湿器などあり、同社で統一して揃えたいという方にもおすすめです。
Amazonベーシック スマートプラグ Works with Alexa認定

まず最初に、Amazonベーシック スマートプラグは、Amazon Alexa専用のスマートプラグであると言っておきます。
ですのでGoogle Homeには対応していません。
そのため、Alexaデバイスが家の中にすでにあるという方に安くておすすめです。
独自のアプリはなく、Alexaアプリで操作するタイプなので、すでにインストールしている方なら簡単にセットアップできます。
遠隔操作も可能ですので、外出先からオン・オフも簡単に行えます。
また、Amazonのスマートスピーカー「Echo」シリーズからの音声操作も行えます。
ただし、できることはAlexaアプリの「定型アクション」で可能な操作に限られています。
本製品は、あくまでもAlexa専用の製品であり、従ってGoogle Homeからは操作できず、Alexaからの操作に限定されるのでご注意ください。
TP-Link スマートプラグ Tapo P110M

今回スマートプラグの例として使用したのが、TP-Linkのスマートプラグ Tapo P110M です。
Matter対応により、他のMatter対応デバイスと一括管理が可能。
ブランドが異なるMatter対応デバイスが互いに認識し、プラットフォームを超えてシームレスに連携できるようになります。
つまり、1つのアプリ(Tapo アプリ)ですべてのIoTデバイスを操作する未来も、そう遠くないといえます。
Amazon Alexa, Apple Siri, Google Assistant に対応しており、電力のモニタリングはもちろん遠隔操作も可能。
スマートスピーカーと連携して音声操作が可能です。
スケジュール管理やアクション機能も豊富で、様々なシーンに合わせた使い方ができます。
また、スマートセンサーやドアホン、LED照明やカメラ、掃除機などのTapo(タポ)の商品群も豊富で、統一して揃えたい方にも向いています。
TP-Linkならメッシュ Wi-Fi もあります。
スマートプラグでスマート家電化できるおすすめのサーキュレーター
スマートプラグでスマート家電化できるおすすめのサーキュレーターは、ダイヤル式やレバー式、ボタン式などのサーキュレーターのみです。
タッチ式などは、スマートプラグの電源オンには反応しないので向いていません。
また全体的に見ると、ダイヤル式やレバー式、ボタン式のサーキュレーターは少ない状況です。
そんな中、おすすめサーキュレーターを3社3シリーズ紹介します。
※「シリーズ」とは、当サイトが便宜上勝手に使っているワードです(^^;
アイリスオーヤマのPCF-HD15シリーズ

アイリスオーヤマのPCF-HD15シリーズには、ダイヤル式の次の3つのサーキュレーターと羽根径が23㎝あるボタン式のサーキュレーターがあります。
- PCF-HD15N-W(首振りしない固定タイプ)
- PCF-HD15-W(左右自動首振りタイプ)
- PCF-HD15EC-W(左右自動首振り+簡単分解できるタイプ)
- 補足機種:PCF-HM23-W(羽根径23㎝、古くからある機種で唯一、ボタン式です)
中でもおすすめは分解洗浄もできるPCF-HD15EC-Wです。
左右首振りモードもあるので、部屋干しにも最適です。
またサイズのわりにパワフルだという特徴があります。
山善のYAS-AFKW15シリーズ

山善のYAS-AFKW15シリーズもダイヤル式の左右首振り機能付きでおすすめです。
- YAS-AFKW15(WH)※旧型
- YAS-AFKW151(WH)
- YAS-AFKW15E(W)
- YAS-AFKW15E(GR)
などがあり旧型以外は全て同じスペックでカラー違いです。
静音性が高いので安心して使えるレベルです。
こちらのシリーズは全て分解して洗えるサーキュレーターですので、簡単に背面ガードまで分解が可能!
超便利で嬉しい仕様です。
ボルネードのダイヤル式レバー式シリーズ

最後はサーキュレーターメーカーで唯一、ダイヤル式やレバー式がほとんどを占めるボルネードが登場です。ほとんどの機種はスマート家電化が可能で、とても相性の良いメーカーといえます。
そのため今までは、
- リモコンがない
- 入切りタイマーがない
ということで、ボルネードを避けていた方も、スマートプラグなら解決できます。
ただし、一部の機種はスマートプラグには向いていませんのでご注意ください。
確認できた範囲では
- 660-JP
- 5303DC-JP(リモコン付きタイプ)
- 6303DC-JP(リモコン付きタイプ)
などはスマートプラグには向いていません。
ボルネードのサーキュレーターのデメリットは、工具なしで分解ができなことが挙げられます。また、手間のかかる背面ガードが外せないことも同様です。
ただし反面、追加料金なしで5年保証(要確認)が、ほぼ全てのDCモータータイプに適応されます。
DCモータータイプの5年保証は他社にない強みであり、頑丈さの表れだと思います。これはメリットでしかありません。
そんな中でおすすめは、533DC-JPです。
適用畳数が16畳とボルネードにしては小さいほうですが、これが実際に使ってみると超パワフルなんです。とても16畳対応とは思えません。
ただし、ボルネードは首振りしないのがほとんどなので、首振り機能が欲しい方には向いていません。
※一部存在します。≫(STRATA-JP)レビュー記事へジャンプする
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