サーキュレーターをアイリスオーヤマでお探しの方なら、一度は聞いたことがあるかもしれません「サーキュレーターアイ」。
でも、「サーキュレーターアイって何?」
さらに
「DC JET・Silent・miniってどう違うの?」
と、もやもやしたことがありませんか?
そこで、この記事ではそんな疑問をズバリと解決します!
これを読めば、
- サーキュレーターアイとは
- サーキュレーターアイのDC JET・DC Silent・miniなどの違いとは?
- サーキュレーター アイリスオーヤマの歴史
- 最新のサーキュレーターアイの情報
など詳しくなります。
アイリスオーヤマで購入を検討されている方は、是非活用して役立ててくださいね。
- サーキュレーターアイとは
- サーキュレーターアイのDC JET・DC Silent・miniなどの違いとは?
- サーキュレーター アイリスオーヤマの歴史
- 2010年:アイリスオーヤマ「初」のサーキュレーターが発売される
- 2012年:「サーキュレーター EAC-2/EAC-2K」のリコール発生と点検修理
- 2018年:ついに「サーキュレーターアイ」シリーズが販売される
- 2019年:サーキュレーターアイシリーズ2機種を新発売
- 2020年:面倒な初期設定は一切不要な「音声操作サーキュレーター」3機種を新発売
- 2021年:「サーキュレーター」シリーズ 国内・海外累計販売台数1,000万台達成
- 2021年:実用性とデザイン性を両立したWOOZOO(ウーズー)シリーズが登場
- 2021年:コンパクトサイズで細かな風力調整も可能に 「サーキュレーターアイ DC silent」新発売
- 2021年:1台でサーキュレーターと扇風機の2役の活躍!「コンパクトサーキュレーター扇風機」新発売
- 2021年:1年間で500万台の販売増「サーキュレーター」シリーズ国内・海外累計販売台数1,500万台達成!
- 2022年:くらしを彩るWOOZOO(ウーズー)シリーズに「サーキュレーター扇風機」新色2色を追加
- 2024年:累計2,000万台サーキュレーターシリーズからリモコンで好きな角度に送風方向を操作できる「サーキュレーターアイ DC JET」が販売
- まとめ:おすすめサーキュレーターアイはこれ!
サーキュレーターアイとは

サーキュレーターアイとは、2018年から販売されたアイリスオーヤマの新型サーキュレーターで、従来の機種を大きく上回る性能を備えた、『丸』型形状の新構造スパイラルグリルを搭載した機種で、以後シリーズとなりました。

PCF-KSC151T(自動:上下・左右首振りタイプ、当時参考価格:10,800円) とPCF-KSC151(自動:左右首振りタイプ、当時参考価格:8,980円)が販売され、さらに従来よりもモーターを改良することで羽根の回転数をアップ!

これらにより、約20%の風速向上と約50%の到達距離の拡大が実現した、(当時)従来機とは一線を画すサーキュレーターです。
当時、羽根径(プロペラサイズ)15㎝タイプでは、過去最高の適用畳数を誇る性能です。

また、従来機では風量が3段階でしたが、さらに微調整しやすいように微風からターボまで風量を5段階に改良されました。これはアイリスオーヤマの初の試みです。
加えて音を気にせず就寝できるよう、微風・弱モード時の運転音は35dB以下の静音に抑えています。
より自然に近い風を再現できようにリズム風モードも搭載、風量を不規則に切り替えることで可能にしました。

PCF-KSC151TとPCF-KSC151は「サーキュレーターアイ」として、2018年3月23日に販売されましたが、その後震災による節電需要やコロナ渦では日本政府や世界保健機関(WHO)が換気を推奨、また部屋干しが増加し乾きにくさや部屋干し臭の改善に大いに役立ちます。
それらによりアイリスオーヤマのサーキュレーターは、国内・海外におけるシリーズ累計販売台数が2021年には1500万台と大きく飛躍、その事実に間違いなしに貢献しているのが「サーキュレーターアイ」といえるでしょう。※2023年には2000万台に達しています。
■個人的には、自動上下左右首振りする姿が可愛いのもあって、時代の流れにうまく乗ったヒット商品だと感じます。
調べた限りでは、アイリスオーヤマのサーキュレーターが自動で上下首振りしたのは、2014年発売の「CFA-185」と「CFD-181」です。
それ以来、「PCF-C15T」「 CFB-I15T」「PCF-CT151」「PCF-C18T」などいくつかありますが、サーキュレーターアイシリーズ「PCF-SC15T」の上下左右の首振りが印象強く、可愛いらしい動きと愛らしいスタイルが受け入れられて、世界中に大ヒットしたのではないでしょうか。

ただ、PCF-SC15Tは2018年の発売開始からの古さは否めず新機種も続々登場、現在は次の機種にバトンタッチしたのか、アイリスプラザ(公式販売サイト)では、型番:PCF-BC15TECにページがリニューアルされています。
そのため公式サイトでは販売されていません。
じゃ、もう買えないのかと疑問になり、問い合わせしたところ、
「PCF-SC15Tは現在も販売中であり、(実店舗の)家電量販店やホームセンターの売り場の担当者に取寄せの相談をしてみてください」といった内容の回答がありました。
ネットでは、わずかですが販売されています。
しかしながら、当時は6,000円から5,000円代で安く買えましたが、現在は希少価値なのかそれ以上の価格がほとんどです。
正直、どうしても欲しいという方は、ネットであれ実店舗であれ5,000円代であれば買いですが、中古品なら安く多数出品されているので、そこから良品を探すのも手でしょう。
サーキュレーターアイのDC JET・DC Silent・miniなどの違いとは?

サーキュレーターアイの種類は、以下の6つに分けられます。
- 音声操作・AI操作
- mini
- ノーマル(ACモーター)
- DC JET(DCモーター)
- DC Silent(静音重視仕様)
- サーキュレーター扇風機
それぞれ詳しく見てみましょう。
サーキュレーターアイ 音声操作・AI操作

■特徴「音声操作」
- アプリやWi-Fi等の複雑な設定がなく、設置してすぐ使用可能
■特徴「AI操作」
- スマートスピーカーのAI機能と連動が可能
■主な機種
- PCF-SCV15T/KCF-SCV151T(音声操作)、PCF-SCAI15T(AI操作)

2020年に音声操作・AI操作は販売されましたが、「音声操作」では決まったセリフしか反応しないことや、「AI操作」ではWI-FIと接続がなかなかうまくいかないなどの問題点がありました。
そのためか後継機は生産されていないようです。
現在は最新モデルが不在のため、あまりおすすめはできない状態です。
ただし、サーキュレーターをしての性能はかなり評価されています。
サーキュレーターアイ mini


■特徴
- 従来の8畳対応タイプよりもコンパクトに設計
- コンパクトでありながら風の到達距離は16m、適用畳数は8畳
- 下向きに送風できるので、高い位置にも置ける
■主な機種
- PCF-SM12(生産終了)
- PCF-SC12(生産終了)
- PCF-SM122

2019年にサーキュレーターアイminiは販売されましたが、初期タイプのPCF-SM12とPCF-SC12は生産終了しています。
現在はPCF-SM122シリーズが販売されており、おすすめとなっています。
PCF-SM122はカラーバリエーションが多く、部屋のカラーあったオシャレな超コンパクトサイズのサーキュレーターを選ぶことができますよ。
サーキュレーターアイ ノーマル(ACモーター)



■特徴
- サーキュレーターアイシリーズの最初のモデルであり代表的なモデル
- 従来タイプ(※PCF-C15T)とほぼ同サイズなのに、適用畳数が8畳から18畳にパワーアップ!
- 従来の14畳対応タイプ(※PCF-C18T)と比べて、よりコンパクトに設計
- 風量調整が従来タイプの3段階から、初の5段階に調整可能
- 運転音は風量2なら、わずか35dbと静音設計
■主な機種
- PCF-KSC151T(初期の機種)
- PCF-KSC151(初期の機種)
- PCF-SC15T
- PCF-SC15
- KCF-KSC152T
- PCF-SC15-EC(2022年販売、分解できるサーキュレーター)
- PCF-SC15T-EC/AZ-SC15TEC-W(2022年販売、分解できるサーキュレーター)
- PCF-KSC151T-EC(2023年販売、分解できるサーキュレーター)

これぞサーキュレーターアイ!
始まりの機種が、このACモータータイプです。
発売当初、風の到達距離が25mと度肝を抜かれた記憶があります。
そのころ、日本のメーカーで到達距離を大々的に押し出した商品がほとんどないこともあり、「25mって、凄いサーキュレーターを開発したもんだ」というのが当時の正直な感想でした。
そして、従来よりもコンパクト!
なのに、適用畳数が8畳から18畳にパワーアップ!
こういった性能が認められたのか、アイリスオーヤマのサーキュレーターシリーズは、やがて1年でなんと500万台を世界で売り上げることに。
その原動力の1つとなったのが、サーキュレーターアイといえるでしょう。
しかしながら時代が流れ、さらにサーキュレーターは進歩します。
メンテナンスが楽な分解できるサーキュレーターアイが登場し、市場の流れが一気に変わります。
- PCF-SC15-EC(2022年販売、分解できるサーキュレーター)
- PCF-SC15T-EC/AZ-SC15TEC-W(2022年販売、分解できるサーキュレーター)
- PCF-KSC151T-EC(2023年販売、分解できるサーキュレーター)
これらのサーキュレーターアイは、背面ガードまで丸洗いができることで、その便利さに人気が爆発します。
新型の登場により、旧型の背面ガードまで分解できないサーキュレーターアイは、次第に隅に追いやられることになります。
さらに調査して分かりましたが「サーキュレーターアイ」というシリーズの名称は、2024年以降使われていません。
「サーキュレーターアイ」という商標の役目は終わったんでしょうか。
ACモータータイプでは、
- PCF-SC15T-EC(AZ-SC15TEC-W)
- PCF-KSC151T-EC
が、現在最新最後のサーキュレーターアイとして販売されており、おすすめとなっています。
参考記事≫Amazon限定!AZ-SC15TEC-Wの魅力をレビュー!
ただし、これらもすでに旧型になっています。
現在は「サーキュレーターアイ」という名称は使われていませんが、
- PCF-BC15TEC
- AZCF-BC15TEC-W
が、現在最もコスパの良いサーキュレーターとしておすすめです。
参考記事≫AZCF-BC15TEC/AZCF-BC15TEC-Wをレビュー!
サーキュレーターアイ DC JET(DCモーター)

■特徴
- DCモータータイプでアイリスオーヤマ史上最高のパワフル送風を実現!
- 羽根径15㎝タイプの他に羽根径18㎝タイプもラインナップ
- 24畳(羽根径15㎝タイプ)〜30畳(羽根径18㎝タイプ)の広さの部屋でも1台でカバー!
- 風量が10段階になり、細かい微調整が可能に
- 衣類乾燥モードや強制攪拌モードなど多彩な機能が搭載
■主な機種
- PCF-SDC15T / KCF-SDC152T(初期の機種)
- PCF-SDC18T / KCF-SDC182T※羽根径18㎝タイプ(初期の機種)
- PCF-SDC15T-EC-W/AZ-SDC15TEC-W(”狙い撃ち送風”ができる最新機種)
アイリスオーヤマ史上最高のパワフル送風を実現!と謳っているだけあり、最高パワーを誇るのが、このDCモータータイプです。
羽根径も従来よりも大きい18㎝タイプも揃え、その適応畳数はなんと30畳まで拡大!
とにかく大きい部屋なら、このDCモータータイプがおすすめです。
さらに、最新機種の「PCF-SDC15T-EC-W/AZ-SDC15TEC-W」なら以下の特筆すべき点があります。
- 狙い撃ち送風が搭載・・・送風方向の即時反転や角度の変更が可能
- サーキュレーターアイシリーズ初!・・・上下4段階に角度調整が可能
- 全サーキュレーターシリーズ初!・・・「消灯モード」と「消音モード」を搭載
- 洗えるサーキュレーター・・・工具なしでも背面ガードまで分解可能
特に「狙い撃ち送風」が、癖になるほど使いやすいです。

これによって、リモコンで離れた位置で小刻みに角度調整ができるようになりました。
また今までは送風方向を反転したい時、ファンの帰りを待つ必要がありましたが、待つ必要もなく即反転できるようになっています。
これめっちゃ便利なんです!
最初は、面白くてちょっと遊んでしまうのではないでしょうか(^o^)
ズバリ!最新機種の「PCF-SDC15T-EC-W/AZ-SDC15TEC-W」はおすすめです!
加えて、工具不要で背面ガードまで分解できるので、メンテナンスも楽ちんです。
参考記事≫PCF-SDC15T-EC-W(AZ-SDC15TEC-W)をレビュー!
サーキュレーターアイ DC Silent(静音重視仕様)

■特徴
- 複数低段階風量での35dB以下の静音性を実現!(例:全段階中、1~5までの風量が静音など)
- 従来の18畳対応タイプ(PCF-SC15T)と同等のサイズでありながら、風量はアップ!
■主な機種
- KCF-SDS151T(初期の機種)
- PCF-SDS15T(初期の機種)
- PCF-SDS15T-EC-W(最新機種)
- AZ-SDS15TEC-W(最新機種)
サーキュレーターのデメリットである騒音値を抑えたタイプが「サーキュレーターアイDC Silent」です。

これはPCF-SDS15Tの操作パネルですが、風量の1~5までが静音性が保たれています。
35dB以下という静音性は図書館並みです。
ただし、騒音値はメーカーの整った環境での数値なので、あくまで参考程度にしてください。
実際、我が家では何も音を発してしない部屋でも35db以上はあったりしますので(^^;
DC Silentでは最新機種のPCF-SDS15T-EC-W、AZ-SDS15TEC-W(Amazon限定モデル)がおすすめとなっています。
ただし、ノーマル(ACモーター)と同じで「サーキュレーターアイ」という名称は使われいませんが、コスパが良くなっています。
サーキュレーターアイ サーキュレーター扇風機

■特徴
- サーキュレーターと扇風機を1台でこなす
- 長時間肌にあたっても疲れにくい、やさしい微風まで自由自在
- 風の到達距離はなんと31m!
- 送風角度によって風量を調整する「おやすみモード」を搭載(機種による)
■主な機種
- KSF-DC151TC(初期の機種:高さ調整可能)
- KSF-DC152T(初期の機種)
- KSF-DC182T(初期の機種)
- STF-DC15TEC-W(最新機種:高さ調整可能)
- STF-SDC15TEC-W/AZSF-SDC15TEC-W(最新機種:狙い撃ち送風搭載)
サーキュレーター扇風機の一番の特徴は、サーキュレーターと扇風機を1台でこなすことです。
それまで風量が弱いと言われた扇風機に、サーキュレーターに培った技術を流用し、前面のカバーにスパイラルグリルを採用、これによりさらに直進性の高い風を実現しました。
また、風量を10段階調節にすることで、直接風を浴びられる微風から、空気の循環・撹拌に適した強風まで、こまやかな風量調節が可能となり、まさに1台2役こなすのがサーキュレーター扇風機といえるでしょう。
また、コンパクト化にも成功し、高さ調整もできる機種もあります!
現在は、工具不要で背面ガードまで分解なタイプや、狙い撃ち送風を搭載している機種まで様々なラインナップが揃っています。
特に、STF-DC15TEC-W(高さ調整可能)やSTF-SDC15TEC-W/AZSF-SDC15TEC-W(狙い撃ち送風搭載)はおすすめとなっています。
サーキュレーター アイリスオーヤマの歴史

サーキュレーターアイを調べていると、
そもそもアイリスオーヤマがサーキュレーターをいつから販売したのか気になり、歴史を遡って調査してみました。
2010年:アイリスオーヤマ「初」のサーキュレーターが発売される
アイリスオーヤマがサーキュレーターを最初に販売したのが、2010年の5月20日(木)でした。全国のホームセンターや量販店などで店頭に並びます。
型番は EAC-2とEAC-2K、efeelサーキュレーターとも言われたようです。

品名 | efeelサーキュレーター EAC-2 | efeelサーキュレーター EAC-2K |
![]() | ![]() | |
カラー | ホワイト・ブラック | ホワイト・ブラック |
電源 | AC100V(50/60H共用) | AC100V(50/60H共用) |
消費電力 | 50Hz/29W、60Hz/28W | 50Hz/31W、60Hz/29W |
サイズ | 幅30×奥行19×高さ29cm | 幅30×奥行19×高さ33cm |
重量 | 約2.3㎏ | 約2.3㎏ |
適用畳数 | 4.5〜6畳 | 4.5〜6畳 |
風量調整 | 3段階 | 3段階 |
リモコン | × | × |
首振り | 手動:上下90°(6段階) | 手動:上下90°(6段階) 自動:左右45° |
その他機能 | – | – |
この当時から、サーキュレーターの風はスパイラル気流と呼ばれおり、自動左右首振り機能もあったようですね。
引用元≫「初」のサーキュレーターが発売
2012年:「サーキュレーター EAC-2/EAC-2K」のリコール発生と点検修理

先述したように、2010年からアイリスオーヤマではサーキュレーターが販売されましたが、その道のりは決して平坦なものではありませんでした。
2012年に、「EAC-2/EAC-2K」において、2011年7月1日〜2012年1月31日までの期間に製造した商品が、電源コード部の被覆が剥れることによるやけどの事故が発生、リコールとなります。
アイリスオーヤマのサーキュレーターの黎明期は険しいスタートだったかもしれません。
引用元≫「 EAC-2/EAC-2K」のリコール発生と点検修理
2018年:ついに「サーキュレーターアイ」シリーズが販売される

そして試行錯誤の末、ついに「サーキュレーターアイ」が生まれます。

開発者には「より強い風を、より小さいサーキュレーターで」という想いがあったようです。
また、もともとインテリア性を高めるためにボール型にする構想があり、そこで試しに作って実験したところ、風量が大幅にアップ!
偶然の産物だったようですが、インテリア性だけでなく機能が大きくアップし、このようにサーキュレーターアイは誕生しました。

もう一度特徴を見てみる≫「サーキュレーターアイとは」
引用元≫「サーキュレーターアイ」シリーズが販売
2019年:サーキュレーターアイシリーズ2機種を新発売
サーキュレーターアイが発売された1年後には、広い部屋でも強力に空気を撹拌できる「サーキュレーターアイDC-JET」と棚や机の上など狭小空間でも使用できる「サーキュレーターアイmini」を発売。

「サーキュレーターアイDC-JET」では従来のボール型形状に、DCモーターの採用と新たに設けた吸気口により、風速約30%向上!
30畳もの広い空間の空気を撹拌します。
このDCモータータイプだけにある吸気口、意外と皆さん気付いてないようですよ。という私も途中までその存在に気づきませんでした(^^;
そして18cmモデルでは、ボタン一つで最大の風量と通常より速い速度の左右首振りする「強制撹拌モード」、15cmモデルでは、洗濯物の中央部では風を弱く、端に向かうにつれて強くする「衣類乾燥モード」を搭載します。
また、風量調整を10段階にしたことで、各部屋の広さや使用シーンに応じて調整できるのも特徴です。
「サーキュレーターアイmini」においては、羽根径や本体を小型化することによって、従来機よりもコンパクトでありながら、より直進性の高い風を実現しています。
これにより、今まで大きくて置けなかったカウンターやテーブルにも適応、新たな使用シーンが増えることになります。

2020年:面倒な初期設定は一切不要な「音声操作サーキュレーター」3機種を新発売
翌年には、音声で操作できる家電に新シリーズ登場が!
初期設定は一切不要な「音声操作サーキュレーター」3機種が新発売がされます。
AIやIoTの普及によって音声で操作できる商品が増える中、「初期設定、アプリ操作が難しい」という不満の解消すべく、無線LAN環境やアプリ操作が不要の「音声操作サーキュレーターアイ」と「音声操作サーキュレーター扇風機」の登場です。

2021年:「サーキュレーター」シリーズ 国内・海外累計販売台数1,000万台達成
この年アイリスオーヤマの「サーキュレーター」シリーズは、国内・海外における累計販売台数が1,000万台に達します。
実に2010年よりサーキュレーター市場に本格参入してから11年目の快挙ですね。
引用元≫販売台数1,000万台達成
2021年:実用性とデザイン性を両立したWOOZOO(ウーズー)シリーズが登場

これまでは、サーキュレーターという名称さえあまり浸透していませんでしたが、コロナ渦やアイリスオーヤマのサーキュレーターアイのヒットのおかけで、かなり世間一般的に商品が普及し、その存在が知れ渡ることになります。
そこで登場したのが、見るのも楽しいカラフルなデザインを特徴とした「WOOZOO(ウーズー)シリーズ」です。

ピンクやブルー、イエローやマットなど実に様々なカラーが登場し、実用性だけでなくデザイン性が、楽しめるようになりました。
当時はWOOZOO(ウーズー)という名称よりも、ただ単にカラーバリエーションが誕生したというふうに記憶しています。
加えて、型番がどんどん長くなったのもこの時でしょう(;’∀’)
参考≫アイリスオーヤマのサーキュレーターを型番で見分ける方法


現在は、マカロン型のサーキュレーターにも、このようにカラーバリエーションがあります。
さらにさらに現在WOOZOOでは、新たなデザインのサーキュレーターも登場!

その名も、WOOZOO 360 barrelです。
羽根径15㎝タイプと18㎝タイプが販売されています。
その性能で特筆すべき点は「狙い撃ち送風」ができること。
リモコン操作でラジコンのように風向きを、向けたい方向にすぐに変えることができます。
これ、想像以上に便利なんです!
参考≫WOOZOO 360barrel PCF-CD15TECA-Wをレビュー!
2021年:コンパクトサイズで細かな風力調整も可能に 「サーキュレーターアイ DC silent」新発売

さきほどのWOOZOO(ウーズー)シリーズが発売された2021年には、「サーキュレーターアイ DC silent」も登場!
従来品比べてコンパクトで、より強力に送風できるうえに、静音性までも向上した機種です。
8段階の細かな風量調整と1~5段階までの風量で35db以下の静音運転を実現しています。
ただし、風の威力だけならDC-JETのほうがより強力な風を体験できます。
2021年:1台でサーキュレーターと扇風機の2役の活躍!「コンパクトサーキュレーター扇風機」新発売

2021年には、1台でサーキュレーターとして部屋の空気を強力に撹拌できるパワフルな送風と扇風機の体に直接浴びるやさしい微風まで広範囲に調整できる「コンパクトサーキュレーター扇風機」。
本体のポールを取り外し、本体背面のスタンドに収納できるため、本体の高さを約612mmから約369mmまで使用用途に応じて変更できるので、使用しないときもコンパクトに収納できるのが特徴です。
引用元≫「コンパクトサーキュレーター扇風機」販売
2021年:1年間で500万台の販売増「サーキュレーター」シリーズ国内・海外累計販売台数1,500万台達成!

2021年は、様々な種類の機種が販売されましたが、その成果もあり「サーキュレーター」シリーズの国内・海外におけるシリーズ累計販売台数が1500万台を達成します。
これは2020年に1,000万台に達しましたが、昨年の1年間で500万台売り上げたことになります。
特に海外での好調が大きく貢献し、販売台数を急激に伸ばしました、昨年の海外での販売台数は前年比150%を達成。
2022年:くらしを彩るWOOZOO(ウーズー)シリーズに「サーキュレーター扇風機」新色2色を追加

WOOZOOシリーズに新たに「サーキュレーター扇風機」2色を追加。
WOOZOOシリーズは、ポップなカラーと高いデザイン性が特長で、新商品のフォギーピンクとライトネイビーの2色はインテリアに適度になじみながらもアクセントになるカラーリングで、お部屋を明るく彩ります。
2024年:累計2,000万台サーキュレーターシリーズからリモコンで好きな角度に送風方向を操作できる「サーキュレーターアイ DC JET」が販売

2024年、当サイトで確認した最後かもしれない「サーキュレーターアイ」シリーズの集大成ともいえるPCF-SDC15T-EC-W/AZ-SDC15TEC-Wが販売されます。
これはあくまでも「かもしれない」という範囲ですが、なにせ2025年からは「サーキュレーターアイ」という商標は新商品には使われていませんので、まず間違いないでしょう。
違っていたらすいませんm(__)m
このPCF-SDC15T-EC-W/AZ-SDC15TEC-W(Amazon限定)の特徴は、「狙い撃ち送風」できること。
先述しましたが、これが本当に便利で角度調整がリモコン操作で自由自在なんです!
おまけに工具不要で背面ガードまで分解できるので、メンテナンスがとてもやりやすくなっています。
アイリスオーヤマは、2010年にサーキュレーター市場へ本格参入し、独自のボール型形状「スパイラルグリル」による強力送風や部屋に調和するデザイン性が評価され、ついに2024年の発表ではサーキュレーターシリーズの国内外での累計販売台数は2,000万台を超えることになります。
まとめ:おすすめサーキュレーターアイはこれ!
今回の記事「アイリスオーヤマのサーキュレーターアイとは?DC JET・Silent・miniとの違いを解説!」はいかがだったでしょうか。
後半、アイリスオーヤマ サーキュレーターの歴史にも触れて、脱線した感はありますが「サーキュレーターアイ」シリーズが終焉を迎えようとしているのではないかと思い、忘備録も兼ねてまとめてみました。
最近は分解できるサーキュレーターが各社メインモデルになってきており、背面ガードまで分解できない昔のモデルは、その古さを否めません。
「サーキュレーターアイ」の登場した当時は、性能とスタイルやデザインが認められ、メンテナンスは二の次で前面ガードとプロペラを外せればOKな時代でした。
でも時代の流れでしょう、
綺麗好きな日本人の性格に合致するかのように、メンテナンスが楽な分解できるサーキュレーターが人気を博することになります。
では、ここでおすすめの「サーキュレーターアイ」を紹介!
18畳までならPCF-SC15T-EC/AZ-SC15TECーW(Amazon限定)


幅21×奥行21×高さ28.8㎝のコンパクトな見た目から想像できないほど、パワフルな送風力を実現し18畳まで対応したモデル。
工具不要で背面ガードまで分解できる、メンテナンス楽ちんタイプなのも注目すべき点です。
18畳までならWOOZOO PCF-BC15TEC/AZCF-BC15TEC-W(Amazon限定)が最もおすすめ!


幅21×奥行21×高さ30.9㎝tと少し大きくなりますが、実際にはほとんど差は感じません。
風量は3段階ですが、18畳をカバーします。
性能はさきほどのPCF-SC15T-EC/AZ-SC15TECーWよりも、実際に比べてみると若干劣るかなぁという程度。
しかしながら、コスパが大変優れており5,000円代で買えるのが嬉しいところです。
ただし、これは本記事の「サーキュレーターアイ」シリーズではなく、2025年発の「サーキュレーターアイ」の後継機となっています。
28畳までならPCF-SDC15T-EC-W/AZ-SDC15TEC-Wが超おすすめ!


幅21×奥行21×高さ28.8㎝のコンパクトサイズですが、DCタイプとあってモータータイプとあって、かなり強力!
このサイズでありながら、28畳をカバーします。
DCモーターの詳細はこちらを≫【マニア監修】失敗しない!サーキュレーターの選び方

また、販売サイトでは言われていませんが、コードが本体から外せれる点もよくできており、実は同社の他のコードが外せるタイプと流用できました。
ただ公式販売サイトではそういっておらず、故障の原因にもなり兼ねませんのでご注意ください。

PCF-SDC15T-EC-W/AZ-SDC15TEC-W(Amazon限定)はパワフルさだけでなく、風向きをリモコン操作でさっと変えられる「狙い撃ち送風」が特徴です。
今まで微調整が難しかった点が一気に解消されました。
実際に使うとなぜ今までなかったの?
と思うほど便利です!

そして、工具不要で背面ガードまで分解が可能!
- 狙い撃ち送風
- 工具不要で背面ガードまで分解可能
この2点はもう必須機能といえるのが、このPCF-SDC15T-EC-W/AZ-SDC15TEC-W(Amazon限定)です。「サーキュレーターアイ」最後のモデルかもしれない機種です。
「サーキュレーターアイ」じゃないけど、WOOZOO 360barrel PCF-CD15TECA-Wはおすすめ!



最後に「サーキュレーターアイ」じゃないけど、アイリスオーヤマのサーキュレーターシリーズで、今最もおすすめなのが、WOOZOO 360barrel PCF-CD15TECA-Wです。
幅19.5×奥行19.5×高さ32.5cmと少し高くなっていますが、インテリアとしてデザイン性の高いサーキュレーターとなっています。
一番の特徴は停止時には上方向でとまりるので、まるでオブジェの一部のような存在になること。
サーキュレーターを壺や花瓶のようにさりげなく置くことができます。
性能としては、360°送風で全方向に風を送ることができ、面白いように左右首振りします。上下を組合わすと水平以上ならどこでも風を送れます。
さらに
- 狙い撃ち送風
- 工具不要で背面ガードまで分解可能
などの機能や仕様で、てんこ盛りのサーキュレーターです。
メモリー機能があるので、一旦上を向いて静止しでも、電源を向かない限り前回の状態を記憶しているので、いちいち再設定しなくても大丈夫ですよ。
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